アフターコロナ

売り出し始めた6月頃に、店頭で見かけてすぐに買い、すぐ読んですぐ手離した本。雑誌は旬の内に読んでしまおうというモットーで速読した。
イムリーに読むと凄く面白い。
星野リゾートの社長さんがどういう方向性で今後のホテル業界を盛り上げていくと考えてるかとか、ゼネコン、大手建設会社の3月~4月にかけての動向とか。振り返った感じだった。

また各業界の社長さん、トップの方々がこのコロナの時代にどう会社を舵取りしていくか、社会の見通しも書かれていた。

デカメロンのボッカチオのお話も書かれていて話の中で話すという入れ子の小説は流行り病があるときに作られたとのこと。
最終ページらへんは職住融合について書かれていた。
どれも興味深かった。でもこの本は出たばかりの頃に読むと面白かったが時間が経つとそんなに面白いとは思えなくなった。やっぱり、雑誌は旬に読むのが一番いいと思った。

アメリカ大統領選のしくみ

雑誌コーナーに堂々と置いてあり、気になって手に取ってみた本。

トランプ大統領が、どうやって大統領になったのか、大統領選での戦略、それぞれの州が共和党民主党どちら寄りか、キリスト教と政党の関係、中東とアメリカ政党の関係、中南米アメリカ政党の関係、ライフル協会とアメリカ政党の関係、等々はじめて知ることが多数あり、面白かった。

五大湖は水運に恵まれているのに、ラストベルト、錆び付いた地域と呼ばれていることも初めて知った。
また大統領になりやすいのは白人でプロテスタントで、というのも初めて知った。
アメリカは、都市部、沿岸部、南部、中西部などと分けられ、都市部は民主党が強いらしい。
また、それぞれの党内部で候補を決めていく過程も面白かった。いろいろな候補がいて多種多様。

トランプ大統領はメキシコとの国境に壁を作ったが、それが実は昔から作られていたものに付け足した程度だったり、SNSを駆使して自身に有利になるようにもっていったり、なる程なと思えることも沢山あった。
意外だったのがアメリカ国民はあまり外交面では政治を重視しないということだった。それぞれの党があくまで自分達の党に投票してほしいがための行動で国際的にも動いていると知り驚いた。
(例・イスラエルエルサレムを首都とすると宣言したのは、キリスト教プロテスタントの聖書の内容から)等。

またユタ州モルモン教が多いなど知っていても復習になることも多かった。

アメリカ大統領選が、日本にどう影響を及ぼすか、という点について気になった。

はじめて旅するウラジオストク

はじめて旅するウラジオストク

はじめて旅するウラジオストク

  • 作者:矢巻 美穂
  • 発売日: 2020/02/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

今年はじめの方に買った本。世界史でロシアが狙った不凍港ウラジオストク。世界史好きなわたしはウラジオストクが気になっていた。

ビザ等が緩和され、行きやすくなったので2020年初めに、ウラジオストクの旅本が出たのだと思う。
行く予定は無かったが、どんなところか知りたくて購入した。同僚が行くとか行かないとか話していたのも気になった。それは2020年初めまでのお話。

現在、もはやコロナで行きにくくなっている。いや、そもそも今行けるのかな。国際文化、国際的なことが大好きなわたしは教養として、旅が出来ない代わりに本で旅しようと思い、きちんと読むことにした。

読めば、やはり面白かった。知らない世界が開ける。2020年初めまでの段階では韓国や中国からのお客様も多くなってきたのに、ホテルが足りてないとのこと。ホテル争奪戦だったらしい。また、意外だったのが北海道や東京からも勿論近いが、関西から2時間と少しでウラジオストクに行けてしまうところ。
また、潜水艦が展示してある博物館では魚雷のすぐ下に簡易ベッドがあり、ロシアの軍人は潜水艦に乗ったら簡易ベッドのすぐ上に魚雷がある何ともいいがたい落ち着かない場所で寝てたということ。

あとはカフェやレストラン、ショップや見所、美術館や博物館、遊園地など観光目的で行く場所の紹介が書かれていた。プーチングッズが人気のお店もあるらしい。

バレエやサーカス、人形劇(ロシアでは人間もガンガン前に出る、日本だと人形のみメインで人は隠れる)も有名。

海鮮や各国料理のお店も美味しいそう。
活きたカニを選びそのまま調理、新鮮そのもの。また昔ソ連を形成していて今は独立した国やその周辺の料理(ジョージアウズベキスタンアゼルバイジャンなど)、ロシアから独立はしていないけどその地域独自の料理(ブリヤート共和国の料理)など、北朝鮮の料理も、ウラジオストクで食べれるらしい。北朝鮮の料理はソウルで食べられる北朝鮮の料理とはまた違うそうで、気になる。

文字のちから

なりたい自分になれる 文字のちから

なりたい自分になれる 文字のちから

  • 作者:小山田 香代
  • 発売日: 2019/08/27
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

ちゃんと練習問題までやった。
ちゃんと一字一字気にして書いた。
10文字、それぞれ見開き1ページ。
骨の折れる本だったが、運気は確実にアップしそう。
どのような筆跡だとお金が貯まりやすいか(金運)
どのような筆跡だと人気者になれるか
仕事運をあげるには
松下幸之助本田宗一郎の筆跡はどのようなものだったのか
それが分かりやすく書いてある。
つまり
欲しい運に合わせて筆跡を変えれば、願いが叶ったりなりたい自分になれるということ。

確かに、わたしが見てきた中でも外見も内面も美人な人は筆跡も驚くほどキレイだったし、逆もしかり。

開運ペンのペンを使い、練習問題でかなり練習したから、自分のクセ字を直していい運に恵まれたらいいな、と思った。

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不思議すぎる日本語

カナダ人の著者は思った。

パンツ一丁

あれ?パンツは「一枚」ではないのか。

紅白

赤じゃなくて、紅?

九州男児の妻の父としゃべるも、通じない!何言ってるか分からない!

競馬のチケットは一枚なのか一片なのか。

夜半と夜分、それぞれ何時なのか。

川、河、江、同じ「かわ」なのにどう違うか。

聞く、聴く、訊くもしかり。

固い、堅い、硬いもしかり。

明は明るい、めい、みん、みょう、どうしてこんなに読み方があるのか。

一皿三貫盛り、ややこしい。

百舌鳥とか、「もず」と読むのに何故漢字の方が多いのか。

ゑ ← こんなひらがな、習ってないよ!

一階~二階~三階~ん?何で三階だけ、さんがいと濁るの?


等々、日本語で不思議と思ったことが書かれて確かに、と思ってしまう本だった。わたし自身、日本語教師の資格勉強のときに習ったものも多く、よい復習になった。

初めて知ったこと
lie
という英語は
うつぶせ
とも
仰向け
とも訳せること。

またホスピタルとクリニックは病気の重さによって使い分けられること。

言葉から文化の違いや日本の文化が知れて面白い本だった。

sweet占いBOOK 特別編集 書くだけで夢もお金も思いのまま! すごい開運ノート術 BOOK

以前にも同じようなペンつき雑誌があり、今回もキラキラ開運ペンが欲しいな、と思い買ってしまった。ペン自体の色は金とやさしいエメラルドグリーン。馬蹄の柄がワンポイントでプリントされ、金のビーズがキラキラ光る。

雑誌自体は、今回、ぬり絵部分が多かった。あと個人的に龍体文字がとても気になった。あとから龍体文字単独の本を見に行ったほど。

自分の考え、宣言、人生、計画等を書くのは前と変わらなかった。あと、ペンの見た目はキラキラでとても良いのに、すぐにペン先が凹んでしまう。何度か直した。 使っているとキラキラして気分が上がる。これで『文字のちから』 という本で、開運筆跡の練習をしている。

前のペン付き雑誌はリピートして買ってしまったけど、今回はどうだろう。またペンのインクが無くなった頃に考えたい。

梵字なぞり書きカード

地道になぞり書きをした。不思議なことに、なぞっていくうちに心が落ち着いてくる。

心の中が、シーンとした静けさの中で、淡々と梵字を書く。

平穏な心が、より平穏になる。

正直、最初は付録のペンが書きにくいと思った。それでさえも慣れてくる。何度か同じカードを書いて、全て書き終わって、郵送で奉納すると、梵字御朱印が返ってきた。
御朱印は別の梵字の本に挟んである。


このなぞり書きカードの梵字の本自体は、ペンもカードも使いきって無くなっているにも関わらず、古本屋で売れて、驚いた。

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