不思議すぎる日本語
カナダ人の著者は思った。
パンツ一丁
あれ?パンツは「一枚」ではないのか。
紅白
赤じゃなくて、紅?
九州男児の妻の父としゃべるも、通じない!何言ってるか分からない!
競馬のチケットは一枚なのか一片なのか。
夜半と夜分、それぞれ何時なのか。
川、河、江、同じ「かわ」なのにどう違うか。
聞く、聴く、訊くもしかり。
固い、堅い、硬いもしかり。
明は明るい、めい、みん、みょう、どうしてこんなに読み方があるのか。
一皿三貫盛り、ややこしい。
百舌鳥とか、「もず」と読むのに何故漢字の方が多いのか。
ゑ ← こんなひらがな、習ってないよ!
一階~二階~三階~ん?何で三階だけ、さんがいと濁るの?
等々、日本語で不思議と思ったことが書かれて確かに、と思ってしまう本だった。わたし自身、日本語教師の資格勉強のときに習ったものも多く、よい復習になった。
初めて知ったこと
lie
という英語は
うつぶせ
とも
仰向け
とも訳せること。
またホスピタルとクリニックは病気の重さによって使い分けられること。
言葉から文化の違いや日本の文化が知れて面白い本だった。