はじめて旅するウラジオストク

はじめて旅するウラジオストク

はじめて旅するウラジオストク

  • 作者:矢巻 美穂
  • 発売日: 2020/02/13
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

今年はじめの方に買った本。世界史でロシアが狙った不凍港ウラジオストク。世界史好きなわたしはウラジオストクが気になっていた。

ビザ等が緩和され、行きやすくなったので2020年初めに、ウラジオストクの旅本が出たのだと思う。
行く予定は無かったが、どんなところか知りたくて購入した。同僚が行くとか行かないとか話していたのも気になった。それは2020年初めまでのお話。

現在、もはやコロナで行きにくくなっている。いや、そもそも今行けるのかな。国際文化、国際的なことが大好きなわたしは教養として、旅が出来ない代わりに本で旅しようと思い、きちんと読むことにした。

読めば、やはり面白かった。知らない世界が開ける。2020年初めまでの段階では韓国や中国からのお客様も多くなってきたのに、ホテルが足りてないとのこと。ホテル争奪戦だったらしい。また、意外だったのが北海道や東京からも勿論近いが、関西から2時間と少しでウラジオストクに行けてしまうところ。
また、潜水艦が展示してある博物館では魚雷のすぐ下に簡易ベッドがあり、ロシアの軍人は潜水艦に乗ったら簡易ベッドのすぐ上に魚雷がある何ともいいがたい落ち着かない場所で寝てたということ。

あとはカフェやレストラン、ショップや見所、美術館や博物館、遊園地など観光目的で行く場所の紹介が書かれていた。プーチングッズが人気のお店もあるらしい。

バレエやサーカス、人形劇(ロシアでは人間もガンガン前に出る、日本だと人形のみメインで人は隠れる)も有名。

海鮮や各国料理のお店も美味しいそう。
活きたカニを選びそのまま調理、新鮮そのもの。また昔ソ連を形成していて今は独立した国やその周辺の料理(ジョージアウズベキスタンアゼルバイジャンなど)、ロシアから独立はしていないけどその地域独自の料理(ブリヤート共和国の料理)など、北朝鮮の料理も、ウラジオストクで食べれるらしい。北朝鮮の料理はソウルで食べられる北朝鮮の料理とはまた違うそうで、気になる。