10年後の仕事図鑑

10年後の仕事図鑑

10年後の仕事図鑑

ジュンク堂で平積みにしてあった本。この本、わたしの「本箱チャレンジ」を打ち破った本でもある。
つい本屋に立ち寄ったわたしは、この本含め三冊買ってしまった。

中身は、今後10年の職業の見通しだ。AIに仕事を奪われると考えるか、AIに仕事をさせて自分は好きに生きようと考えるかで変わってくるともある。既にパディドックという漫画で表現されているが、ロボットに手が生えたら、一気にAIに仕事が移るだろう。
AIで介護や補助の仕事もやり、人間がやるべき本質的な仕事に集中できるという見通しもある。

これからは労働者=経営者になろう。

著者の落合さんは会社勤めの難点は、何かを生み出しても個人ではなく会社に帰属する権利になると言っている。確かに制作、発明したものは個人ではなく会社の権利になる。
もう一人の著者、堀江さんは、会社勤めという立場を利用するなら、それはそれでメリットとある。

くら寿司の半人力、半機械がこれから最適解ということだ。
また、日本の就活はイカれているとしている。同時期に一斉にやるということ、根性論がまかり通るということ、写経のようにエントリーシートを書きまくるということ、無意味だ。大企業に入り出世していくのが王道とされているのも、おかしい。

そのあとに、色々な職業が載っており、どうなるか予測されている。
事務員や管理職、銀行といった業務は全てAI化されていくだろう。
これを契機ととるか脅威ととるかで、その後の人生の生き方も変わるだろう。
なかなか、面白い見方をする本だと思った。
サッカーの本田圭佑のようにプレイヤーとして活躍しつつオーナーもやり会社も経営し、というのは逃げでなく自分の人生に挑戦しているお手本だということも書かれてあった。

さて、自分はどうか。