1週間で8割捨てる技術

1週間で8割捨てる技術

1週間で8割捨てる技術

このカナダ在住のミニマリスト・筆子さんという人のブログにハマっている。シールや文房具、本を断捨離しにくいこと、気持ちがとても分かる。そして、可愛いグッズ、キャラクターグッズを集めてしまうところも。
どうして人間は可愛い物好きかというと、赤ちゃんを育てるためだとのこと。納得である。

ボールペン一本生活どころか、わたしはキャラクターのボールペンを集めてしまったので家に100本はあると思う。それにノベルティでももらう。ノベルティものはすぐに会社の文具箱に寄付しておく。すると数日後には無くなっている。必要な人のところへ行き着いたな、と安堵する。

また、この本やブログを読んで意識して「使いきる」ことをしている。
下記は、2018年に入って使いきったもの一覧である。捨てるより気持ちがいい。中にはくたびれたり壊れたりして捨てたものもあるが、これは使いきったと考える

・何年も前から持っていた茶色の短いブーツ。
履きやすかったのに数年放置。今冬履き倒し、薄汚れ、毛羽立ち、底の減りが激しく、立ったときの体幹バランスが悪くなってきたため、廃棄した。

・二度も修理に出したスタッズ付の三センチハイヒール
3年前から履き倒してきた靴。元値が3千円ぐらいなのに底が減るたびに修理に出していた。さすがに皮がヨレヨレになり処分した。

上記と同じお店で買った三センチの黒シンプルハイヒール。こちらも一度修理に出した。毎日履いたのでヨレヨレになり、処分した。

・白のウール90%カーディガン。母のお古。まず母が着倒してから、2014年にわたしの手元へ。そこから毎年冬にしつこく着た。かれこれ4年である。大活躍したが、洗濯にも限界があり黄ばんできて薄汚れてきたので処分した。

・薄ピンクのパジャマ
このパジャマも三年は着た。確か2500円ぐらい。毛玉が取れなくなってきたので処分した。

能登半島能登空港キティのメモ用紙
可愛いメモだと思い2012年に衝動買い。去年から今年にかけて毎日使い、使いきった。

ひこにゃんの一筆書きメモ用紙
2009年頃、母からプレゼントされたもの。こちらも可愛くて使えなかったが今年毎日使い、使いきった。

・スタッズ付きグレーのカバン
小ぶりで持ちやすく可愛いカバンだった。毎日使い皮がめくれてきた。処分するつもりが、そんな状態でも欲しいという人がいたため、あげた。

ユニクロ青コート
藍色に近い色のコート。2016年に購入。2016年に着倒し2017年は数回しか着なかったが、2018年に入りよく見ると毛玉が多数。処分した。

・ストラ の白コート
2017年の年明けすぐに購入したもの。2017年の前半と今冬も大活躍。毎日このコートだった。クリーニングに出してみたが、黒ずんできたのが取れず、毛玉もびっしりなので手放すことにした。

・使いきり、というかお守り系をまとめて新年に神社へ返した。その数、5つ。

・キティご当地ボールペン4本 全て使いきった。

・2012年頃スイマーで購入した緑の可愛い鉛筆。使いきった。

・キラキラの腕輪。ちぎれたので捨てた。

・メグミノワッカシャンプー。使いきった。

・100均の両面テープ。使いきった。

・フラワービーズキットに入っていた緑の粘着テープ。使いきった。

・鉛筆のキャップ。普通のプラのキャップではすぐ割れると分かっていたため、ミニペットボトルを模した分厚いキャップを数年使用。しかし経年劣化で割れたので捨てた。

・ビーズ入れ。壊れたので捨てた。

・ケロッピの歯ブラシ型消ゴム付き鉛筆。これは小学生の頃から持っていた。もったいなくて使えず何年も大事にしまっていたが社会人になりようやく使用。しかし経年劣化しており、折れること多数。もらった直後に使っておくんだったな。しかし削りながら今年、使いきった。

「夜」アロマ。イノブンという雑貨屋さんで一目惚れならぬ一匂い惚れで購入。買ったときはあんなに素敵な香りだったのに買って一年して消費期限切れになると微妙な匂いに・・・。去年使っておくんだった。しかし4分の1しか残っておらず、すぐ使いきれた。

ユニクロ、毛玉だらけ黒ズボン。いつ買ったのかも思い出せないので捨てた。

・運動靴。使いきったとはいえないが、砂漠を歩き砂だらけになり、どうしても使えなくなったので捨てた。砂漠の砂は粒子が細かく、取り去っても取り去ってもジワジワと砂が出てくるため。

・キラキラビシュー付き花柄紺のアンサンブルカーディガン。カーディガンとしてもインナーとしても何年も大変お世話になった服。着倒し劣化したので捨てた。

ノベルティのグレーの足袋(靴のまま、16時間以上履き続け、汗まみれの足袋に。捨てた。)

・気に入っていたマリン柄ソックス。屋久島での11時間のトレッキングで新品ホワイトが薄茶色に。何度か洗濯して使ったが毛玉がどんどん出てきて汚れも取れないため処分した。

・母のお古の紫ハイソックス。毛玉だらけのため捨てた。

・薄手のキラキラトップス。2016年夏と2017年夏に大活躍。2017年秋冬はインナーとしても大活躍。だが、洗濯のしすぎでヨレヨレになりキラキラしなくなったので処分した。

舞鶴 自衛隊グッズの旗信号のハンカチタオル。5年は使った。

・もらいものザボンせっけん。手洗い洗濯用に毎日使った。小さくなったので捨てた。

・ボロボロの無印で買った紺パン(紺のパンツ。パンツの上から冷え対策で履く)

屋久島ハンカチ。2017年3月購入のもので、週3ペースで約一年使ったのでヨレヨレになり処分した。

・貴船ハンカチ。2017年6月購入のもの。同じく週3で使用、くたびれてきたので処分した。

・イノブンで買ったサマー柄刺繍ポーチ。2500円。とても気に入っていたが、ポーチは消耗品と本で学んで、よく見たら薄汚れてきたので処分した。(それまでに何回も洗濯して繰り返し使用はしていた。)

・水色の筆箱。毎日使うので端がかすれてきたため処分した。

・赤いゴム。ヨレヨレになったので捨てた。

・2月に風邪をひいたときにタンやら咳やら鼻水をふんだんに吸いとってくれたピンクのもらいものハンカチ。元気になったとき、このハンカチは使いきった感がして捨てた。

・16年以上付き合ったシチズン・青の電波目覚まし時計。
そもそもがもらいものだった。制服買ったときに付いてきて、当時は全然気に入らなかった。
しかし目覚まし時計がこれしか無いので我慢して毎日使用しているうちに馴染んできた。
電池式で電波式。
今年に入り何度か時計が狂い、電池を変えたり時間調整を都度してみたりしたが、しばらく経つとすぐ時計が狂ってくるので、ああ寿命かな、と思い処分した。
このように何年も使って、壊れて処分するものは、使いきったという実感がものすごく湧く。

・歯ブラシ。使いきった。

・台湾で買った絵葉書。ちゃんと友人に手紙を書いて送った。

・キティの紅茶柄手提げ型袋(10枚入り)100均。2012年に購入。今年お土産入れに使い残り一枚だったものを使いきった。


・赤い折りたたみ傘。骨組み部分が薄く破れそうになっていて、黒ずんできていたため処分した。

・アロマ(リラックス)。こちらは上記で書いたアロマ(夜)の反省から消費期限を見直すと2018年3月だった。ということはいい匂いなのも今月だけ。なるべく使って、先週使いきった。

・結婚式でもらった、カタログギフトのエステ券。使用期限がせまり、昨日エステに行き券を使いきった。

・パワーモイストトリートメント
美容院でもらったトリートメント。本日使いきった。

・片方だけのコットンパールイヤリング
何故今まで取ってあったのか謎だ。


2018年、まだ3ヶ月だけだが、結構モノを使いきったな。上記では記載してないが、あげたものや、使いきれず捨ててしまったものも、多くある。
あげたものは、あげた相手が欲しがったモノなので良いが、まだ使えるのにろくに使わず捨てたものについては、やはりもったいなかったかな、という思いがよぎる。

上記で書いたものの中でも、毛玉があろうが、黒ずもうが、ヨレヨレになろうが使おうと思えば使えたものも、確かにある。
昔のわたしならヨレヨレや黒ずみ毛玉など気にせずに使っていた。でもそれは今度は自分を大事にしてないかもしれない、と思った。毛玉がない、黒ずみがない、ヨレヨレでない、そんなものを身につけたときの気分が、それらを身に付けていたときの気分と全然ちがう。

毎日をモノの力によって気分よく過ごすのも大事かな、と思った。

一気にわかる!池上彰の世界情勢2018

アメリカのトランプ政権になってからの世界の動き、
北朝鮮金正男がマレーシアの空港で毒殺されてからの北朝鮮とマレーシアの関係、マレーシアとの関係の冷え込み、どうして殺されたか、

中国の習近平は一生権力の座につけるようにしようとしてる?(→その後そうなった)
中国の野望

イスラム国がなぜ誕生したのか、その推移と現在について

ヨーロッパ各国でも顕著になってきた自国第一主義、イギリスがEU脱退を決めたが、それによりスコットランド北アイルランド独立運動が盛り上がるが、それは何故か、
スペインのカタルーニャ州が独立したがっているが、カタルーニャは独立してもEUに入れないと決められているということ、
ドイツのメルケルさんの現在
フランスの39歳の首相が誕生したわけ

ミャンマーのアウンサン将軍が英雄とされる理由、首都がいきなりヤンゴンではなくなり片田舎になった理由、アウンサンスーチーさんの物語と、なぜ大統領にはなれないのか

などなど、そうだったんだ!という記述が満載だった。世界史と地理をザックリ理解してから読むと面白い。面白いだけじゃなく、日本はどうしたら、と考えるきっかけになる一冊だった。

北欧女子 オーサが見つけた日本の不思議4

発売を待っていた本。日本で暮らすスウェーデン人オーサが、日本で見つけた不思議なことを四コマで表現している。

この4巻では。
婚活パーティの不思議について。パーティというネーミングでパーティを期待したが実質は欧米のスピードデートのよう(面接チック)だった。

女性が書くプロフィールカードに「得意料理」、男性が書くプロフィールカードに「年収」とあり、スウェーデンではその考え方は1950年代のものだそう。日本は70年も遅れてる、とびっくりしたそう。

また、わたしもこれは初めて知ったが、秋葉原にフィギュア供養の神社があるとのこと。

江戸切子の美学について

日本の道端で、ポケットティッシュやチラシ、うちわなど配られて外国人はそれについてエピソードを持っていること

大久野島のうさぎの魅力

藍染体験

競馬体験

剣道体験(日本人は試合は真剣に戦うのに、終わって対戦相手と話すときは丁寧で驚いたとのこと)

ソーラー女子、フジイさんのお宅訪問体験

千葉めぐり(千葉市立郷土博物館、千葉公園でのハスのお花見、加曽利貝塚での火起こし体験、ケーズハーバーでの水槽でのダイビング体験、ポートタワー)

日本編では、上記のような内容だった。
そして、見所はスウェーデン編である。
日本で知り合った親友・陽子さんをスウェーデン案内するお話。

・日本人は外国人の恋人を振るとき、遠回しすぎたり言葉足りずで、伝わってない場合があるかも

スウェーデンはトイレがなかなか無くて、森でする、という言葉もある

・公園でピクニックして太陽が出たら拍手が巻き起こる

・サマーハウスはスウェーデン人の約半数が持っていること

スウェーデン人は太陽が出ている時間(あと10分で太陽が雲に隠れる)など気にする

・ボートを濃いで魚を捕るが、日本のようにカップルのイメージはあまりないかも

・危険な動物は、ダニ。

・オーサは船が運転できる

スウェーデンのバスは現金でも携帯でも払えず不便なことがある

・固いパンの棚が大きい

・静かなサウナ、というのがありおしゃべり禁止

スウェーデン人はチーズスライサーを大事にしている人が多く留学先にも持っていっている

・知らない人と話す抵抗大

・敬語がない

・年齢は生まれた年でいう
1991年生まれなら、91です、という感じ

スウェーデンの福祉はすごい。大学無料、勿論留学先にも適用される

・ごみ処理は日本ほど複雑ではない


スウェーデンの文化が知れることも楽しい本だった。そして、また最後の章では日本の不思議について

・日本人は体臭が無い人が多い。お風呂文化

・カーテンの種類を間違えた人向けにも解決策が100均などで見つかる

・自動でお風呂がたまる

・臭いをとるアイテムが多い

・シェアハウスで引き出しの中のスーパーのビニール袋が全て三角に畳まれていた

・無駄毛が無い人が多かったのは脱毛に通っていたからだと判明

・日本の宅配サービスは便利

発泡酒やバター風、アイス風など、偽物商品があること

など日本編も面白かった。視点が違うと、やっぱり面白い。

くらべる世界

くらべる世界

くらべる世界

本当は、くらべる東西という本を買いたくてジュンク堂に行ったのだが、くらべる世界という更に面白そうな本があるではないか。

こちらを買うことにした。

著者がこの本を書いたきっかけが日本とアメリカの雪だるまの違いだそうだ。日本の雪だるまが二段式で頭にバケツをかぶり、目や鼻は木の枝等で作るが、アメリカ式が三段式で頭に帽子、鼻はニンジンというところが面白い。
この雪だるまはあるスキー場で作らせてもらえたそうだが、完成したら遠巻きに見ていた外国人が
「写真撮ってもいいですか」
と聞いてきて、OKしたらたちまち写真待ちの行列が出来たそう。

さて、他には
日本のアヤトリとアメリカ(ネイティブアメリカン)のアヤトリで出来る蝶々の違い

日本の折り紙とドイツの折り紙の違い(わたしは懐かしくなり、昔よく作った折り紙の箱を作ってみた)

ベトナムの干支には猫がいること、モンゴルの干支には豹がいること

韓国のショートケーキはイチゴではなく、プチトマトがのること

サイコロで1が赤なのは日本だけだということ

アメリカと中国のカップヌードルの違い

フランスとドイツのカレンダーの違い

日本とアメリカのクリームソーダの違い(アメリカのはカラフル)

フランスとドイツのコントラバス奏法の違い(日本ではほぼドイツ式)

フランスのジャンケンにはグーチョキパーの他に井戸という手をすぼめるサインがあること

インドネシアのジャンケンは親指をたてる「象」、人差し指をたてる「人」、小指をたてる「アリ」の三種類、ミャンマーでは体全体を使い「鉄砲」「上官」「トラ」があること

日本とアメリカのショートケーキの違い

各都市が姉妹都市を結んでいる理由が様々で面白いこと

ロシアのそろばんは横向きなこと

日本と欧米の交差点の違い

イギリス式とアメリカ式のネクタイの違い(イギリスは右肩上がりのストライプ、アメリカ式は右肩下がりのストライプ)

日本の箸と韓国の箸の違い(韓国は金属製でたて向きに置く)

ベルギーとカナダのフライドポテトの違い(カナダでフライドポテトを食べたことがあるが、確かに違う!ポビュラーなのがベルギーのフライドポテト。これは日本でもおなじみ)

タイとアメリカのポッキーの違い

中国人とアメリカ人が日本のお土産で選ぶものの違い(中国人は水筒、化粧品やスキンケアマスク、ボールペンなどの日用品)

アメリカではグレープフルーツを焼いて食べること

など文化の違いが色々学べる本だった。またどのお店で味わえるか、とか体験できるか、という情報も面白く、例えばフライドポテトなんかはカナダの本場の味を再現したお店ではカナダ人やカナダ留学経験者などもよく訪れるそう。

モロッコへ行こう

図書館で借りた本は単行本だったけど、文庫本が出てるよう。
絵が独特で面白い。モロッコの様子もよくわかりました。ヘビつかいの人、液に浸かって皮製品を作り続ける職人さんたち(10年以内に、関節炎か骨がダメになる仕事だそう)、かと思えばアメをばらまいたら、次々に寄ってくる貧しい子どもたちや、そのお母さん、子どもたちを押し退けて我先にアメを受け取ろうとする女性などもいたりする。

ディープな町も多数。言葉が通じないほうがしつこくなくて、いいらしい。言葉が変に通じてしまうとしつこいのだとか。
あとは、砂漠のラクダに乗るのはコツがいるらしい。ターバンの巻き方もベルベル巻きなど色々あるらしい。

やっぱり旅はやめられない

やっぱり旅はやめられない―イスラム編

やっぱり旅はやめられない―イスラム編

おくだかおりさんの書いた本。モロッコのタンジェという港町はタチが悪いと感じた。またアラビア語を使うモロッコ人と、ベルベル語を使うベルベル人では性格が違うようだ。

ロッコ人にも、日本人にも冷たくされた著者。
タンジェ・シンドローム(タンジェの悪質ガイドが酷すぎて、他のモロッコ人も信用できなくなること)にもかかり、踏んだり蹴ったりな様子が書かれていた。また、スペインもモロッコもほぼ、英語は通じないらしい。

ツアー客と出会う著者は日本人の添乗員魂にも驚く。なんとツアー客のために炊飯器を持っていき日本のお米を炊いておにぎりを配るそう。久しぶりに日本食をもらった著者。サハラ砂漠で食べるパリっとした海苔のおにぎりは格別だったそうだ。

空から日本を見てみよう 島根県 松江~出雲大社

行ったことのないところに行きたい、そう思い選んだ島根県玉造温泉出雲大社松江城に行ったのは今から5年も前のこと。そして二年前、再び訪れた。
その頃のことを思い出しながら見たDVDだった。松江城出雲大社も空からみるとまた違ってみえた。松江城のお堀めぐりは、実際に体験したことがある。
カラコロの建物、玉造温泉宍道湖のしじみ。
割合に既に知る情報だった。

やはり、行ったことのある場所は、DVDから得る新たな情報は少し減る気がした。
現地に行くのが一番情報も吸収できる。