やっぱり旅はやめられない

やっぱり旅はやめられない―イスラム編

やっぱり旅はやめられない―イスラム編

おくだかおりさんの書いた本。モロッコのタンジェという港町はタチが悪いと感じた。またアラビア語を使うモロッコ人と、ベルベル語を使うベルベル人では性格が違うようだ。

ロッコ人にも、日本人にも冷たくされた著者。
タンジェ・シンドローム(タンジェの悪質ガイドが酷すぎて、他のモロッコ人も信用できなくなること)にもかかり、踏んだり蹴ったりな様子が書かれていた。また、スペインもモロッコもほぼ、英語は通じないらしい。

ツアー客と出会う著者は日本人の添乗員魂にも驚く。なんとツアー客のために炊飯器を持っていき日本のお米を炊いておにぎりを配るそう。久しぶりに日本食をもらった著者。サハラ砂漠で食べるパリっとした海苔のおにぎりは格別だったそうだ。