北欧女子 オーサが見つけた日本の不思議4
北欧女子オーサが見つけた日本の不思議4 (コミックエッセイ)
- 作者: オーサ・イェークストロム
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / メディアファクトリー
- 発売日: 2018/02/22
- メディア: Kindle版
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発売を待っていた本。日本で暮らすスウェーデン人オーサが、日本で見つけた不思議なことを四コマで表現している。
この4巻では。
婚活パーティの不思議について。パーティというネーミングでパーティを期待したが実質は欧米のスピードデートのよう(面接チック)だった。
女性が書くプロフィールカードに「得意料理」、男性が書くプロフィールカードに「年収」とあり、スウェーデンではその考え方は1950年代のものだそう。日本は70年も遅れてる、とびっくりしたそう。
また、わたしもこれは初めて知ったが、秋葉原にフィギュア供養の神社があるとのこと。
江戸切子の美学について
日本の道端で、ポケットティッシュやチラシ、うちわなど配られて外国人はそれについてエピソードを持っていること
大久野島のうさぎの魅力
藍染体験
競馬体験
剣道体験(日本人は試合は真剣に戦うのに、終わって対戦相手と話すときは丁寧で驚いたとのこと)
ソーラー女子、フジイさんのお宅訪問体験
千葉めぐり(千葉市立郷土博物館、千葉公園でのハスのお花見、加曽利貝塚での火起こし体験、ケーズハーバーでの水槽でのダイビング体験、ポートタワー)
日本編では、上記のような内容だった。
そして、見所はスウェーデン編である。
日本で知り合った親友・陽子さんをスウェーデン案内するお話。
・日本人は外国人の恋人を振るとき、遠回しすぎたり言葉足りずで、伝わってない場合があるかも
・スウェーデンはトイレがなかなか無くて、森でする、という言葉もある
・公園でピクニックして太陽が出たら拍手が巻き起こる
・サマーハウスはスウェーデン人の約半数が持っていること
・スウェーデン人は太陽が出ている時間(あと10分で太陽が雲に隠れる)など気にする
・ボートを濃いで魚を捕るが、日本のようにカップルのイメージはあまりないかも
・危険な動物は、ダニ。
・オーサは船が運転できる
・スウェーデンのバスは現金でも携帯でも払えず不便なことがある
・固いパンの棚が大きい
・静かなサウナ、というのがありおしゃべり禁止
・スウェーデン人はチーズスライサーを大事にしている人が多く留学先にも持っていっている
・知らない人と話す抵抗大
・敬語がない
・年齢は生まれた年でいう
1991年生まれなら、91です、という感じ
・スウェーデンの福祉はすごい。大学無料、勿論留学先にも適用される
・ごみ処理は日本ほど複雑ではない
スウェーデンの文化が知れることも楽しい本だった。そして、また最後の章では日本の不思議について
・日本人は体臭が無い人が多い。お風呂文化
・カーテンの種類を間違えた人向けにも解決策が100均などで見つかる
・自動でお風呂がたまる
・臭いをとるアイテムが多い
・シェアハウスで引き出しの中のスーパーのビニール袋が全て三角に畳まれていた
・無駄毛が無い人が多かったのは脱毛に通っていたからだと判明
・日本の宅配サービスは便利
・発泡酒やバター風、アイス風など、偽物商品があること
など日本編も面白かった。視点が違うと、やっぱり面白い。