北欧女子 オーサが見つけた日本の不思議4

発売を待っていた本。日本で暮らすスウェーデン人オーサが、日本で見つけた不思議なことを四コマで表現している。

この4巻では。
婚活パーティの不思議について。パーティというネーミングでパーティを期待したが実質は欧米のスピードデートのよう(面接チック)だった。

女性が書くプロフィールカードに「得意料理」、男性が書くプロフィールカードに「年収」とあり、スウェーデンではその考え方は1950年代のものだそう。日本は70年も遅れてる、とびっくりしたそう。

また、わたしもこれは初めて知ったが、秋葉原にフィギュア供養の神社があるとのこと。

江戸切子の美学について

日本の道端で、ポケットティッシュやチラシ、うちわなど配られて外国人はそれについてエピソードを持っていること

大久野島のうさぎの魅力

藍染体験

競馬体験

剣道体験(日本人は試合は真剣に戦うのに、終わって対戦相手と話すときは丁寧で驚いたとのこと)

ソーラー女子、フジイさんのお宅訪問体験

千葉めぐり(千葉市立郷土博物館、千葉公園でのハスのお花見、加曽利貝塚での火起こし体験、ケーズハーバーでの水槽でのダイビング体験、ポートタワー)

日本編では、上記のような内容だった。
そして、見所はスウェーデン編である。
日本で知り合った親友・陽子さんをスウェーデン案内するお話。

・日本人は外国人の恋人を振るとき、遠回しすぎたり言葉足りずで、伝わってない場合があるかも

スウェーデンはトイレがなかなか無くて、森でする、という言葉もある

・公園でピクニックして太陽が出たら拍手が巻き起こる

・サマーハウスはスウェーデン人の約半数が持っていること

スウェーデン人は太陽が出ている時間(あと10分で太陽が雲に隠れる)など気にする

・ボートを濃いで魚を捕るが、日本のようにカップルのイメージはあまりないかも

・危険な動物は、ダニ。

・オーサは船が運転できる

スウェーデンのバスは現金でも携帯でも払えず不便なことがある

・固いパンの棚が大きい

・静かなサウナ、というのがありおしゃべり禁止

スウェーデン人はチーズスライサーを大事にしている人が多く留学先にも持っていっている

・知らない人と話す抵抗大

・敬語がない

・年齢は生まれた年でいう
1991年生まれなら、91です、という感じ

スウェーデンの福祉はすごい。大学無料、勿論留学先にも適用される

・ごみ処理は日本ほど複雑ではない


スウェーデンの文化が知れることも楽しい本だった。そして、また最後の章では日本の不思議について

・日本人は体臭が無い人が多い。お風呂文化

・カーテンの種類を間違えた人向けにも解決策が100均などで見つかる

・自動でお風呂がたまる

・臭いをとるアイテムが多い

・シェアハウスで引き出しの中のスーパーのビニール袋が全て三角に畳まれていた

・無駄毛が無い人が多かったのは脱毛に通っていたからだと判明

・日本の宅配サービスは便利

発泡酒やバター風、アイス風など、偽物商品があること

など日本編も面白かった。視点が違うと、やっぱり面白い。