逃げるは恥だが役に立つ

逃げるは恥だが役に立つ 全9巻完結セット (講談社コミックスキス)

はやっているときには、漫画もドラマも見ずにいた。友達二人が逃げ恥のドラマの話で盛り上がってキュンキュンしているのを見て、どんな話なんだろう、と気になってはいた。

去年。やっと漫画を買って読んでみると、なかなか面白い。まず仕事としての夫婦関係を築く二人が面白い。主人公のみくりはまるで家政婦さんのよう。
そしてみくりと契約結婚をする平匡。雇用主のよう。
そう、はじめの頃は本当に「契約結婚」。
それが平匡が高熱を出したり、みくりの独身のおばが画策した新婚旅行に一緒に行ったりしているうちに、二人はどんどん親密に。
やがて本当の恋人同士、夫婦になっていく物語。
個人的には風見くんとみくりのおばの、超年の差恋の話や、空井くんがまさか双子だったエピソード、
平匡の同僚たちの関係、クールでロボットみたいな平匡が、みくりをどんどん好きになっていき、人間らしくなっていくところが良いな、と思った。