ガラクタ捨てれば自分が見える
ガラクタ捨てれば自分が見える―風水整理術入門 (小学館文庫)
- 作者: カレン・キングストン,田村明子
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2002/04
- メディア: 文庫
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断捨離やこんまりさんの本が流行り出す前から、「捨てる」ことをこの本を読んで実践してきた。
しかし、今思えば、とても怖い本だ。気に入らないものや使っていないものをどんどん捨てたため、捨てて後悔したものがいくつかあったからだ。
当時捨てて今も少し後悔しているものリスト
・英語の文法の本「みるみる分かるスーパー英語」(もう絶版らしい。問題も全て回答済み。非常に分かりやすかった本。英語要らないかも、と何故か思い捨ててしまった)
・クラシック音楽のCD約20枚。親から譲り受けたものだか、非常に手に入りにくい貴重なものだったらしい。ことあるごとにあのCDがあればな・・・と言われてしまう
・レゴのおもちゃ(とっておいても良かったかも)
逆に捨てて覚えているけど、すっきりしたものリスト
・写真のネガ(この本を読み始めた頃は、まだ使い捨てカメラか焼きまわしするタイプのカメラの時代)
・自分の中に知識として入っている本、要らない本
・教科書類
・スーパーファミコンとプレステ、そのソフト、攻略本全般(レベルを極めるまで遊んだな~)
・ぬいぐるみ全般
・リカちゃん人形とそのセット
(ぬいぐるみにも人形にも、あまり興味がなかったな・・・)
この本でインプットした捨てるための判断基準
・これを見たり思い出したりしたら、私は元気になる?
・私は心から、これが好き?
・本当に、使っている?
今でも響いてくる言葉
・自分に当座しのぎのものを与えてはいけません。あなた自身に最高のものを与えていくと、他の分野でも最高のものが呼び寄せられてくるようになるのです。
・自分と自分の持ち物は細いエネルギーの糸で繋がっています。
この本で怖いと思ったこと
・風水定位盤。人間関係と恋愛結婚の場所にガラクタがあると、その部分が上手くいかない、といった内容だった。
フランス人は10着しか服を持たない
フランス人は10着しか服を持たない~パリで学んだ“暮らしの質"を高める秘訣~
- 作者: ジェニファー・L・スコット,神崎朗子
- 出版社/メーカー: 大和書房
- 発売日: 2014/10/30
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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インプットしたこと
・フランス人は、食べながら歩かない
・夕食のテーブルの時は、食べている料理や食材のことが話題にのぼる、味わうことに集中する
・ビュッフェはあれもこれもと取りたい作者とは違い、本当にほしいフルーツとヨーグルトとコーヒーだけで他に目もくれない人がいて考えさせられた
・盛り付けも丁寧に
・朝食の前には着替える
・マダムの建物は上階なのにエレベーターがない。体を動かすことを日常的にしている→生活の中で小まめに体を動かしており、ジムに通わない
・何が自分の美しさを引き立てるのか、逆に台無しにしてしまうのか自分自身でよく観察すべき
・なぜ、その服を着ているのか?じっくり考える
・ワードローブを素敵に強化する
・服装に合わせてメイクを変える→やったことなかったわ
・誰に会っても自信を持っていられるように
→頭ボサボサ、ノーメイクのときに限って近所の人に会ってしまう・・・
・第一印象を操作する
・後ろ姿も必ずチェックする
・姿勢をよくする(フランス人女性は姿勢が美しい)
・いちばんよい持ち物を普段使いにする(筆者は穴の開いたスウェットをパジャマ代わりに着ていた。素敵なガウンを着たマダムが、どうして穴の開いたスウェットを履いているのか聞き、筆者も何故こんなみすぼらしいものを着ているのか考えこんだ)
・ミステリアスな雰囲気を醸し出す。沈黙は金。
・体温計の使い方。フランスのマダムの家ではお尻の穴に差し込んで体温を測る。筆者の故郷アメリカでは口にくわえて体温を測る。筆者は皆がお尻に入れた体温計を口でくわえて測ってしまった
・五感をフルに活かす(朝、コーヒーの香りを嗅ぐとか、肌触りの良い服を着るとか、音楽にじっくり耳を傾けるとか)
・質の良さにこだわる
・ネガティブダイエットの実行
アウトプットしたこと
・ワードローブ整理のためのチェック項目
(今着ている服でチェック)
この服はまだ気に入ってるか?
→イエス
この服はちゃんと着ているか?
→イエス
この服はサイズがぴったりで似合っているか?
→サイズは少し大きめ。毛玉だらけで紺で地味かも。
この服は、いまのわたしらしいか?
→イエス。だが自分を変えたいので、こんな地味な服はお固い真面目な人に見えるので着る頻度を少な目にしよう。
・イケてない服は一着も持たない(着古した服、似合わない服は捨てる。くたびれた服なんか持たない。ダサい服がなかったら、ダサく見えない)
・買い物リストを持っていく
既に知っており実践中のこと
・間食をしない
→フランス人はほとんど間食をしないそうだ。格式高いお部屋は間食をする気にならない場所。テレビも誰も見なくて、会話やおもてなしや読書のための空間だった。
・10着のワードローブで身軽になる
・服が少ないので服のくたびれどきが分かる
・要らない服はどんどん捨てる
・洗濯物やクリーニングを溜め込まない
・ノーメイクみたいにメイクをする
・美肌のためにいつでも水を飲む
・マッサージを定期的に受ける
→昨日もタイ古式マッサージにいってしまった
・良いもの以外は捨てる
・物質主義に踊らされない→ある程度、断捨離やガラクタ処分をしたため、下手に物を増やせない。本当に使いたいものか、気に入らないと買わない(ただし、本だけは例外)
・本を持ち歩く。出来るだけ本を読む。筆者は一週間に一冊~二冊は読む
・紙の新聞を読む→わたしは気になったところだけ読んでいる
・テレビの時間を減らす
・旅行する
整理HACKS!
整理HACKS!──1分でスッキリする整理のコツと習慣 (講談社+α文庫)
- 作者: 小山龍介
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2012/12/21
- メディア: 文庫
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・プリントアウトは容赦なく捨てる(会議で配られるもの含む)
・sugarsyncでデスクトップも同期できる(dropboxは知っていたが、デスクトップ同期できるサービスの存在を初めて知った)
・Eye-fiなどのWi-Fi機能つきSDカードの存在。(SDに溜まりがちな写真データを自動的にパソコンへ)
・紙は一覧性に優れる。またパソコンのように起動時間を待つ必要がない。
・100円ノート一冊に情報集約、書きおえたページの端は破る→すぐに最新のページへ行ける。
・ミスが見つけやすいのは紙ベースの書類。(パソコンは透過光、紙は反射光)
・iftttでデータをdropboxに集約(色んなクラウドデータをdropboxに)
・出張セットを用意しておく(歯ブラシ、ひげそり、香水など立体的なものをまとめておく)
・キーボード、マウスを統一して使い勝手をよくする
・著者のフォルダの中身→①セミナー、講演会資料(今すぐセミナーやって、と言われたら、すぐに対応できる)②マーケティング、経営企画資料③会社ロゴ、商品写真、プロフィール
・ブクログのサービス
・はてなブックマークの存在
・Twitterの文字数制限数を取り払ったTumblrというサービスの存在
・議事録ドリブンの会議の進め方
・書類整理は空間軸管理から時間軸管理の時代に
・生活空間もシンプルに
・買い物の手間を省くために通販利用→これは私は控えている。物流の会社の人々が悲鳴をあげているという記事を目にしたからだ。もちろん、今は大都市で働いているからこそ、出来ることだけど。もし田舎に移住したらそのときは通販利用すると思う。
・コンビニ受け取りのサービス
・リッツ・カールトンの神話が紹介されている本があること
アウトプットしたこと
・紙の書類は押し出しファイリング。時系列で分類
・過去の出来事を思い出すときは自然と左に視線を向ける傾向がある。ということは、過去の出来事を思い出したいときは、左に視線を向ける
・将来のプランを考える時は視線を右に
・わからないままに頭にインプットし寝かせて熟成させる手もある
既に知っており実践中のこと
・パソコンのフォルダの日付と書類名を統一して検索効率アップ
・時系列で変更履歴なども見ながらメールで書類を整理
・スキャナーであらゆる書類をデジタル化しパソコンのフォルダの中に保存
・外出時や紙がないときはコンビニでプリントアウト(ネットプリントサービス)
・充電はUSB-ACアダプタも使いながらUSBケーブルで行う
・Chrome でブラウザ環境の同期をさせる
・読んだ本は、捨てていった方が新しい情報が入る(新しい本が入ってくるような、本棚の空間デザイン)→実感済み。本を買わなかった時期は、本棚がパンパンだった。
・重要な図版は写メールで保存
→よく使う
・テレビ番組は1、5倍速で見る
→いつも、倍速で見ているため、早口に慣れているし、頭の回転もアップするように思う。たまに普通速度で見ると登場人物がゆっくり丁寧になった気がする。
・リアル書店のメリットは思わぬ本との出合い
・商品は同じものを買い、悩む時間の削減。
・商品の一回分の買いだめ
・二次会には参加しない
・服を時系列にして、パターン化
→きっと周りからは服を持ってない人と思われるほどにパターン化している。朝の服選びの時間は五分未満。
・食事もパターン化
→いつも行くお店が決まってきている。勉強するにはこの店、リラックスしたいときはこの店、パンチの効いたランチならこの店・・・
・アロマでリラックスし思考モードを変える
整理がうまい人のアナログ文具超活用法
- 作者: 桃山透
- 出版社/メーカー: KADOKAWA / 中経出版
- 発売日: 2014/05/23
- メディア: Kindle版
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インプットしたこと
・左手で仕事の合間に整理をすると、脳が活性化される
・スタンプのりが便利
・ノートはモレスキンが使いやすいし見栄えもいい
・透明ふせんやカラーふせんを使い分けて使うと便利
・デスクに立ててファイリングしている書類の内、手前は未処理ファイル、奥は処理済みファイルとする
・消しゴムも、スティック型のものにして、鉛筆たてに、立てて収納
・ケーブルなど、整理しにくいものなどはソフトクリアポーチに入れてすっきりさせる。
・出来るだけ片手で使える文具に変更する(例、ボールペンには片手でノック式、ですぐ使えるものと、キャップ式で両手で使わなければならないものとあるが、片手のものの方が効率アップする)
・電車の中で、座ってパソコンを鞄に乗せて作業する人を見かけるが、落下の危険性あり。パソコンの裏の四隅にマジックテープ、鞄にもマジックテープを貼ると固定しやすい。
アウトプットしたこと
ちょっとした便利グッズで仕事が効率アップするということで、試してみることにした。それは→
・ホッチキスリムーバー(ホッチキスの芯を収納、溜まったらまとめて捨てられる)を購入した。
・はさみ研ぎ器を購入した。
既に知っており実践中のこと
・デスクにて書類は右側に立てて収納、クリアファイル+αで書類が自立して立つように工夫(本の中ではプラスチックの仕切りが紹介)
・電話はデスク左奥に鎮座
・ふせんを活用
・センター引き出しではないが、真ん中の引き出しは基本からっぽ。カバンや書類たて、書類の一時置き場
おひとりさま、結婚しました。
- 作者: フカザワナオコ
- 出版社/メーカー: KADOKAWA
- 発売日: 2016/03/09
- メディア: 単行本
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インプットしたこと
・出会ったのは30代だが、もし、このころから付き合っていたとしたら、お互いまだ血気盛んで上手くいってなかっただろうな、と作者は考える。
・時計が壊れたとき、筆者は次に買う時計は何にしようかな?とワクワク考えていたのに対し、夫の方は、故障は何が原因なのか?あのネジか?どう直そうか?と考えていた。
・ゴキブリが出たとき、夫は助けてくれず、自分がはたいたが、後始末はテキパキやってくれた。
・怒りポイントをおさえる。作者は夫が車に無駄にお金をかけても怒らなかったが、旦那は自分のマグカップだけ洗い、作者のものを放っておくと、それは作者の怒りポイントに触れ、一気に不機嫌に。
アウトプットしたこと
・怒りポイントの把握(自分も他人も)は大事だな、と思い、怒りポイントをまずは把握するようにする。逆に自分にとっては怒りポイントでも、他人は平気なこともあるし、その逆もあるんだろうな、と感じる。
独裁国家に行ってきた
- 作者: MASAKI
- 出版社/メーカー: 彩図社
- 発売日: 2016/06/17
- メディア: Kindle版
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・独裁者ニアゾフの金ぴか像が至るところにあり、しかもいつでも太陽の方に向かって回っている。それで方角がわかる。
☆リビア
・空港内はアラビア語表記のみでトイレに行くのも一苦労。
・カダフィ政権が倒れたあとで、リビア イズ フリーのかけ声とともに、国民がわきたっていた。
・カダフィの顔が塗りつぶされた紙幣が流通していた。
・広大な世界遺産、客のいないガランとした世界遺産はどこか淋しかった。
☆北朝鮮
・中国の丹東から列車で入る。監視はきつい。車窓からは、手で田植えをしている人や、田植え機が故障している様子が見られた。北朝鮮の人々のしんどい様子が垣間見れた。
・北朝鮮の観光は北朝鮮側の観光ガイドが、片時も離れずずっとつき、一人で出歩くことは許されないが、ガイドは時間には正確で、必ずワゴン車で護送されるので、ある意味安全。
・偉大な人間 金正日という本を買うと書店の店員に、そんなの、買うの?といった感じで笑われる。
・北朝鮮料理の犬の肉スープやアヒルの焼き肉は美味しい。
・北緯38度線の、実際に協定が結ばれた部屋に入れて当時の机があり、椅子にも座れる。
・北朝鮮の子どもの真剣な学芸会を目の当たりにし、著者は泣いた。それをみた北朝鮮のガイドも感動した。
・ハイパーインフレの国。原因は2000年代前半この国の国土のほとんどを占めていた白人農場が強制的に追い出され、欧米の経済制裁を受けたから。
・1ドルがついには100兆ジンバブエドルに。
・今は米ドルが使われているが使い回しされているためかどの米ドル札もボロボロ。
・お釣りの50セントが店にないため、無駄なものを買わされたり、無いからお釣りを払えないと言われたり、紙に「50セント」と書かれただけのものをお釣りの代わりとして渡されたりする。
・ムスリム以外は入国が非常に難しい。
・筆者も何度も入国しようとして、今回は何とか成功
・でもムスリムでないだけで、空港内の機関をたらい回しにされる
・サウジアラビア航空は、まさにイスラム教徒のための飛行機。イスラムについての説明ムービーが英語で見れたり、ムスリムの髭の切り方、ムスリムのやっていいこと悪いことなど教えてくれる。また、機内にはお祈りのスペースがある。
・サウジアラビア入国に際し、入国チェックを受ける。水着の表紙の雑誌は勿論没収、パソコン内のエロ動画が全て消される。
・マクドナルドの並ぶ列も、男性用、女性用とあり厳格
・すべての店が、お祈り中は例外なくクローズする
・メッカ行きを試みるも、ムスリム以外は絶対に無理そうだと判明する(パトカーに乗った宗教警察がかなりいる)
・出国もかなり難しい。お祈り中のクローズに阻まれながら何とか書類を集めるも無効になる。最後の手段は日本大使館。日本大使館の人たちも、このサウジアラビアの赴任に嫌気が差していた。(サウジアラビアはムスリムのしがらみだらけ)
・中国人や日本人などの東洋人を非常にバカにして大人、子ども関係なく皆が軽蔑し嘲け笑う国。
・賄賂も強盗も横行。
・過請求は当たり前。ホテルも強盗から身を守るため鉄格子つき。警察がカツアゲしてくる。
・筆者もお金、カメラ、パソコンを盗まれる。あとで携帯は悪用され1000ドルの請求がきていた。
☆キューバ
・アナログの国
・街の車はオンボロ。ルパンの世界みたいで、一昔前のアメリカみたい。
・インターネット接続料金が非常に高いので、皆スマホもパソコンも持たない。旅人が集まる場所には情報ノートが健在。
・通貨は現地人用のCUPと外国人用のCUCとありレートが違う。現地人が5CUP払うとしたら、外国人は120CUPになる。(これは5 CUCにあたる)
外国人にとっては理不尽な話。
・ソ連に憧れを持つ国。そのため駅などの建物はソ連のものを模倣。
・ビールやウォッカなどのお酒が酒場で日本円にして1杯50円以下で飲める。おつまみも豊富。しかし酔っ払いによるトラブルは多い。
・法規制が厳格。トイレの水を流し忘れただけでも高額な罰金が。
・空港は快適。セブンイレブンが併設され、電源プラグも豊富にあり、無料で使えるパソコンもある。さらに、横になれるベッドまで。
・行きすぎた締め付けは反動を生むのか、すぐ行ける隣のマレーシアのシンガポールとの国境沿いの町は、治安の悪いエリアで、飲食店が軒を連ね、お酒も浴びるように飲む人、ギャンブルする人、ゲーセンで煙草を吸う人などがいた。
☆ナウル
・国民は無気力、基本、仕事も含め何もしない。
失業者で溢れかえるが皆のんびりした様子。
・かつてリンで栄えた国。リンが栄えた頃に、莫大なお金が国民にも還元され、働かなくてもいい暮らしが出来るようになった。リンが枯渇してきてそれはダメになったが、ナウル人が働かないのは習慣化になってしまっていて現在の状況になった。
・中国人が進出。中華料理屋が軒を連ねる。なにもしないナウル人にとって料理を作ってくれる中国人は有り難い存在。
・働き者で稼ぎたい中国人と怠け者のナウル人は相性がいい様子
☆コンゴ
・賄賂一点張りの国
・賄賂を払わないと不当に捕まり、牢獄へ連れていかれる。
・美女は体で払えば牢獄から出してもらえる場合がある
・男性でもお金を払えば牢獄から出してもらえるが筆者は抵抗。決死の覚悟で日本大使館に何とか連絡しても、大使館員でもてこずる。
☆ブータン
ブータンについては別のビデオや話で知っていタコとが多かった。この本で初めて知ったことは→
・ブータン人は海外に興味がない。海外に出るにしても簡単には海外に行けない国。
☆リベリア
リベリアがアメリカ国旗みたいな理由がわかった。
解放奴隷が作った国だからだということだ。
・この国もぼったくりや賄賂や支払いの強要、おねだりが横行。お金をむしりとるためにスパイ容疑までかける。(しかも大使館の人や警官の人)
☆シリア
・シリア人は旅行者に「シリアへようこそ」と声をかけてくれ親切だった。
・筆者は今のシリアになる前のギリギリのタイミングでシリア入りしたが、直後に宿泊先のホテルに日本大使館から電話が入り、明日シリアで大規模なデモがあるから、すぐにシリアを脱出するように、と伝えられた。
・その後のことはよくニュースになっている通り。
感想
普段行けない国、独裁国家ならではの黒い部分、人の様子、街の様子が感じられる本だった。北朝鮮については「僕の見た大日本帝国」の北朝鮮編とも被る部分があり、北朝鮮の外国人ツアーのやり方や田植えが手作業は本当なんだ、と改めて感じた。
また、もしジンバブエみたいに、1ドルが100兆円などになるハイパーインフレが起きたら自分ならどうするんだろう?とかも考えてしまった。
またナウルの国民性は歴史を見ると仕方がないところもあるが、中国人と上手く補いあっているのが面白かった。サウジアラビアも厳格すぎるだろう、と思う。
アフリカや南アメリカは、暴力や賄賂、強盗が横行しているイメージがついた。
できる人はなぜ「情報」を捨てるのか
- 作者: 奥野宣之
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2013/09/06
- メディア: Kindle版
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さて、本書は?
「情報」の捨て方について書いてある。
情報過多で死なないための闘いとも書いてあった。
情報の入り口戦略ということだ。
戦略的インプットの技術
インプットしたこと
・あなたにとって本当に重要な情報は案外少ない
・情報の入り口戦略→内容が重複してないか
→どこから理解するか
→すべての根幹はどれ?
→誰かに情報提供するとき使える?
→ここでしか手に入らない情報は?
・著者の行動→新聞も雑誌もフリーペーパーもメモも、セミナーの資料まで、読んだら捨てる、処分をする、というのを繰り返している。
・「話すこと」「書くこと」に魅力のある人とない人の違いについて→結局情報の取捨選択力
・みんなと同じような情報しか持たないのはNG
・情報に流されると独自性を失う
・情報は他人の基準より自分の基準で選びとる
・メモ→スクラップ→いつでも手に取れる場所へ→一定期間の保存→捨てる このループをうまく回す
・インターネットが普及し、情報が「陳腐化」した
・自分がどんなアウトプットをするのか考えて、どんな情報が必要不必要を考える
・知っているつもりで知らなかったことも把握する→本の中では電気自動車について書かれてある
・情報のウラをとる
・情報を取り入れる時間を区切る
・テレビを見ながらメモを取るのは情報をさばくトレーニングになる
・誰も見向きもしないような古い情報も引っ張り出してくる
・一次情報が一番強い。一次情報は現場にあり
・再入手できる情報はどんどん捨てるが、自分から湧いた考えは取っておく
・読まなくていい記事→「暗雲が立ちこめてきた」「波紋を呼びそうだ」「先行きは不透明だ」の記載があるもの。目新しいものがないもの
・刺激というご褒美を与えるために情報に接するときはインパクトのある部分はどこかを探る
・明日の社説はこうだな、とそのまま予想通りに掲載されたもの、一般論、雑誌の企画が想像通り・・・これらは読む価値なし。
いつもと、みんなと、これまでと、違う情報には注目する
・情報を得るための所要時間やコスト、手間も考える
・触れた情報はその場で決着→でないと何度も同じチラシや資料を見てしまう羽目になる
・情報の速さ競争にはのらない。通信社のホームページで速報チェックすればOK
・新書や月刊雑誌はお勧め
・お酒の席で聞いたことをこっそりメモ
・街の様子をメモ
既に知っていて実践中
・ろくに見ないテレビを何となくつけない
・みんな読んでるからという理由で本を買わない
・自分だけの情報ソース確立
・色々なところから情報をつまんでおく
・本を読むなら縦と横に散らし多様性が出るように読む
・また来る情報は捨てる(ピザのチラシとか)けれども海外の僻地の駐在員が一次帰国で明日一日だけ会社に来る、というならば、それは話を聞きに行くべき
・どこでも聞ける話は不要
・辞書を引く
・回転率の低い本は処分→本の置場所を確保し新しい本のためのスペースを空けておく
・ノートは未知の部分だけメモ
・テレビは録画で見る