後悔しない 超選択術

後悔しない超選択術

わたしは、優柔不断である。さんざん迷った挙げ句買わない商品を、後から欲しいと思い、売られていた同じ店に行くも期間限定でそこに置かれていた商品でもう無かったり、参加したいイベントに行くか行かないか迷った挙げ句、数年遅れでやっと参加したり。
最初に買っておけば、最初に参加しておけば確実に労力が減り最初初期メンバーということでメリットもあっただろうに。

モノを買うか買わないかで非常に迷うのは断捨離のせい。断捨離してあまりモノを買わなくなったが、買わずに後悔、も多い。
イベントにしてもそうだ。

さて、ほとほと優柔不断をどうにかしたいと思っていた頃に出合った本が本書だ。

DaiGoさんのYouTubeはよく聞いているし本も結構読んできた。


この本によると選択には
合理的スタイル
直感的スタイル
依存的スタイル
回避的スタイル
自発的スタイル
があるらしい。まず、自分がどれに当てはまるか知るところから。

合理的スタイルの人が後悔しない選択をしやすいとのことで、合理的スタイルに近づく5つの習慣が載っていた。

・自分のした選択について振り返り評価する
・楽をしない
・長期的に考える
・選択時の自信過剰、楽観的傾向を意識、小さな小テストを行う
・過去の経験、失敗から学ぶ

マキシマイザーとサティスファイザー
完璧主義か完了主義か

これについては自分のタイプを診断できるため、やってみることにした。

問1、YouTubeを見ていてそこそこ面白いのに、もっと面白い動画がないか検索してしまう

→当てはまらない

問2、今の仕事に満足していようがいまいが、常にいい職場を探すのは当然だと思う

→どちらともいえない

問3、友達や友人にあげるプレゼントに悩むことが多い

→やや当てはまらない

問4、DVDをレンタルする際、自分にとっての最高の一本を選ぼうと思い選ぶのに苦労する

→当てはまらない

問5、何をするときでも自分の対して最高の基準を定めている

→当てはまる

問6、買い物や食事のメニュー、恋人選び、仕事選びなど2番目にいいもので妥協したことは一度もない

→まあまあ当てはまる


わたしの結果はマキシマイザー的な傾向を持つサティスファイザーだった。強い執着やこだわりを抑制するとよいらしい。

合理的トレーニング法
ペンとノートを用意。今日あなたが行った選択について振り替える

自分の選択について満足度10点満点で評価する

なぜその点数になったのか理由を書く

視点を変えて、あなたが行った選択を長期的に見た場合のメリットを評価

わたしの場合。
ピアノのレッスンに行き先生に仕事の様子を伝えた
2点 愚痴になったから。
先生も私もピアノ自体の勉強が減ったから長期的によくない。愚痴はクセになる。誇張表現もあった。反省。
ピアノのレッスンに行く
10点 小学生がわたしと連弾したいと言ってくれたそう。また次回のわたしの演奏を楽しみにしてる方々がいるそう。
長期的によい。なぜなら、堕落しかけていたピアノの練習に関してやる気が出たから。次の披露のとき新たなチャレンジになる。

美容院に行く
5点 シャンプーがめんどくさいという、それだけの理由で当日予約で行ったから。しかもまた営業トークに乗ってしまいトリートメントを購入してしまった。
今日の選択に関しては長期的にあまりよくない。自分でケアしたほうがよい。美容院に行くことで髪が整ったり癒されるならよい。

荷物多目で出発
1点 自分にまた期待して英語の本、中国語のドリル、手帳、人生の本、決断すべきチラシ数枚、書こうと思っている手紙など鞄に詰め込んだが結局どれもやらなかった。鞄が重いだけだった。
長期的に見てよくない。優柔不断で決断ややることを先伸ばしにしているだけだ。

ぬりえで楽しむ世界~
という本を色々な書店で探しまくった。
1点 セブンイレブンで見つけた旬のときに買えばよかったのに。そのときは要らない決断をした。あとから欲しいと思っても雑誌は後から売ってないこともある。
長期的に見てよくない。最初から買うか、どうやら実店舗に無さそうだと薄々感じ初めているなら、オンラインショップを利用したら良かった。



その選択、本当に自分で考えて決めた?
人は衝動には抗えない。衝動や誘惑に抗って冷静な判断が出来る確率50%。
誘惑に負けてしまいそうになる場面の対応も考えておく。

自分の時間感覚を過信しない
まさしく今日のわたし。鞄に出来ると思ったタスクを詰め込んでいた。

三者目線で見てみてアドバイスする

未来の自分を想像してみる
わたしの場合。

近い過去の自分について考えてみる
→今日の午前中はピアノのレッスンに行った

近い未来の自分について考えてみる
→明日の午前中はダラダラしてそう

遠い未来の自分について考えてみる
→こうなっていたら最高なのに、という夢はある

今の自分について考えてみる
ブログを一生懸命書いている
意味あるのかな
文章力付くかな


この選択により
10分後は?
10ヶ月後は?
10年後は?
と考えてみること。


プランやコストを明確化する。脳は明確なプランに従うように出来ているから。
ただ漠然と資格試験勉強を30分する、という計画だけでは挫折しやすい。家に帰ったら机に真っ直ぐ向かっていきバックを置き服を着替えてそのまま座り○○という教材の○ページからやる
と具体化しておく。手順を明確に。それを書いた紙を見返すと脳はそのプランに従ってくれやすい。

自分で決めた行動を自撮りして眺める
三者的目線で合理的選択かどうか見極められる。

習慣化
いつどこで、何をどのように行うか具体的に計画する
一つの行動に的を絞る
習慣が自動化するまでは一定の時間がかかると心得る

選択時は違う立場にたち、考える
本を読むなら、その本の反対意見の本も読む。

難しい選択は午前中
選択疲れのない午前中に行うとよい。朝にその日の行動を決めてしまう。

朝のゴールデンタイムにやるとよいこと
紙に「今日やるべきこと」を6つ書き出す
その6項目について重要だと思われる順に番号をふる
このメモ順に従って作業を進める
もし全部できなくても悔やむことなく忘れる
翌日新たな6項目をメモする
これを繰り返す



不安対策をしておくこと。ストレスが大きいときに大切な選択をしないこと。

ストレスチェック
よく風邪をひく
→NO
夜、眠れないことがある
→NO
肩こりがひどい
→yes
手が震える
ーyes
息苦しくなることがある
→NO
片頭痛がする
→NO
手のひらや脇に汗をかくことが多い
→NO
胃が痛い
→NO
吐き気がする
→NO
電話に出たくない
→yes
メールを開きたくない
→NO
布団から出たくない
→yes
いつも眠い
→yes
気持ちが晴れない
→NO

わたしの場合は、軽いストレスがある、だった。

基準を決める
→買うものを書いたメモを持ちスーパーに行く、というのがそれ。空腹で無計画のまま行くと買いすぎる傾向が。またレストランでもあれもこれもと空腹で注文してしまいがち。途中でお腹いっぱいになり残すことになる。最初から並盛だけ、など決めておく。

サンクコストバイアスにも気を付けておく。


感情知性→感情の粒度を高める→外国語学習で日本語にない感情の表現を学ぶのも効果的。

1日再構成法→1日のうちに行った選択の中で、自分が本当に幸せを感じた選択はどれだったか記録し続ける方法
トーナメント方式
プチ断食
コアバリューノート

ゼブラ完全ガイドブック

ゼブラ完全ガイドブック ([実用品])

書店で本を物色していたら、たまたま出合った本。ボールペンの類は沢山持っているので、もう不要だとは思いつつ、付録のボールペン5本に魅せられ購入してしまった。
マッキーとSARASAのボールペンを配合したデザイン、あと「みえるみえる」のCMでおなじみのボールペンとのこと。みえるみえるは知らないが、目玉がキョロキョロしてそうなデザインだった。

書き味さらさら。よい感じ。この雑誌も面白かった。SARASAが46色出しているということで、2017モデルの一色増えた?、47色ボールペンセットを買ってしまった。ボールペンなのに47色。アメリカのニューヨークで買ってきた塗り絵に使ってみると塗りやすいこと。さらさらしている。

勿論、雑誌自体も面白かった。折れないシャーペンの開発や、今までのゼブラの歴史、商品、社内の人が使っている自社製品のペン、歴代の発売されたペンたちのラインナップ、工場見学の様子、海外のゼブラペンと日本との違い、社長との対談、
などなど。読み進めるうちに、ついゼブラのペンを買ってしまいそうになる。
ボールペン自体がいつ生産されたかの見方が参考になった。古ければ、やはり書きにくくなってしまうらしい。

この雑誌がもう、ゼブラの広告だと思う。まんまとひっかかってしまった。

読書する人だけがたどりつける場所

読書する人だけがたどり着ける場所 (SB新書)

面白くて一気に読んだ。ここで紹介されている本は名前は知っているが、読んだことのない本ばかり。
かろうじて読んだことのあったものは

源氏物語の一部
檸檬
こころ

のみであり、しかも読んだのは全て学生時代だ。

読書すること自体は大好きなので早速古典を探しに図書館に行くことにした。

カラマーゾフの兄弟
ドンキホーテ
人間失格

などを借りれた。また本には載ってないが三国志西遊記、それをお金で買いますか
なども借りた。

流行り本も漫画も積極的に読め、ということだったので紹介されていた
ホモデウスや、大家さんと僕、帝一の國という漫画も読んでみたい。

トイ楽器の本

トイ楽器の本 眺めてかわいい、弾いて楽しい魅惑の音色たち

トイ楽器の本 眺めてかわいい、弾いて楽しい魅惑の音色たち

トイ楽器の奥深さがよく分かった本。トイピアノというより、超小型のピアノと言ってもいいと思えるものもあった。

びっくりしたのは調律だ。ドの鍵盤からソが出るなんて絶対音感を持ちピアノに慣れ親しんでいる身としては、それは演奏が難しそうだ。
他にも調律がテキトーなものがあったり、ファソラシドの鍵盤が二つ分ありドレミは一体どこ?と思うものがあったりして面白い。

Jaymarのフォルムのかわいいアメリトイピアノ、調律は甘いけどSchoenhutの真っ赤なトイピアノがほしくなったかな。日本の現行品のカワイ、ピンクのトイピアノもいいかも。

Schoenhut 1950年代ものは移調されて弾きにくかったので著者の友達のカフェにディスプレイされているとのこと。大阪のcafe marthaだそうだが見に行きたい。

michelsonneのフランスの仕舞えるピアノもいい。

もちろんこの本はトイピアノだけでなく、トイオルガン、ハーモニカ、トイアコーディオン、グロッケンとシロフォン、ベビートイ、バーディー、ノイズメーカー、リングアンドベル、スクイーキー(押したらキュイッと鳴る子どもの頃遊んだアヒルなど)、ホイッスル、トイパーカッションなど楽器でもありオモチャでもあるようなものもふんだんに載せて紹介されていた。

見たことない楽器も沢山あった。著者の方がこれらを使ってCDを出されているのが凄いと思う。

おかしなゆき ふしぎなこおり

石川県の雪の科学館に売られていた絵本。雪の科学館は面白く、ダイヤモンドダストの作り方や雪の結晶がどう形成されていくか、を実践で学べ、それから雪の形をした氷などを作ることもできた。

マイナス五度くらいの冷蔵庫に、ペットボトルに入れた水をいくつか用意しておく。
これで色々実験する。

さて、
ダイヤモンドダストの作り方
霜がついている冷凍庫に息を吹き掛けるとダイヤモンドダスト発生。
そこにシャボン玉を作るときの石鹸水ワッカを入れると雪の結晶が出来る様子がわかる。


この絵本は、絵本というよりは写真集で、しずかにしんしんと降る雪の様子や屋根やポストに積もった不思議な雪、シャンデリアみたいな雪、葉っぱみたいな雪、車輪みたいな雪、カラスが止まったあと、うさぎがピョンピョン跳ねた様子のあと、などが記録されている。
雪は六角形の結晶を形成することがあるが、それを放っておくとそこにさらに六角形の模様ができ六角形の雪の結晶を更に大きくした版ができる。

雪の科学館では温度と湿度により雪の結晶が違う形になるようすが紹介されていたがそれも面白いなと感じた。

変わることを恐れる貧乏人 変わり続ける成功者 2極化を生き残る思考法

「変わる」ことを恐れる貧乏人 「変わり続ける」成功者 2極化を生き残る思考法

「変わる」ことを恐れる貧乏人 「変わり続ける」成功者 2極化を生き残る思考法


昨日一気に読んだ本。スピリチュアルや自己啓発本には、もう手を出すまいと決めていたものの、あまりよくない気分のときについ手を出してしまう。

日本は緩やかに衰退し貧乏でもハッピーな人が増えるそうだ。
お菓子とか見てもらうと分かるように同じ値段でも内容量が減っていたり中身が小さくなっていたり原材料が従来と比べ劣化していたり、気づかぬうちに前よりも高くお金を払っている。

確かにね。それは薄々感じていた。

それから、成功する人は上昇気流に乗りどんどん上にいく。それも確かにそうだろうな。

著書によると
まだ日本では肉体労働でも日本語という障壁、周りが海に囲まれているという障壁で他の国に比べて稼げるそうだ。しかしそれも時間の問題。
グローバルな環境や、何でも機械化の波が今後どんどん押し寄せてくるだろう。

今やっている仕事は、ほぼ機械化され人間がいらなくなるが、アーティスティックな仕事は残るしヒットしたら凄いだろう。

現実逃避できる分野が狙い目。
上昇気流をうまく見極めていきましょう。
もし何もしなければ衰退は避けられないと書かれていた。


→この本から学んだこと
国際化の波や機械化の波が押し寄せていることは明白。自分のやりたいことと、今後伸びそうな上昇気流にのること、コアなファンをつくることが大事である。

天空列車

天空列車 青海チベット鉄道の旅 (地球の歩き方GEM STONE)

天空列車 青海チベット鉄道の旅 (地球の歩き方GEM STONE)

2012年頃の京都タワー内にて。まだ本屋さんがあったころ。片隅に売られていた本で一目惚れで購入した。さて、数年たち。
実はこの本はチベットへ向かう青蔵鉄道内で読もうと思っていた。チベットに行こうとしていた。だから敢えて読まずに積ん読していた。

しかし。

2017年も2018年も、申し込みはしたが、最少催行人数に満たず、旅行自体が中止になった。
中国語を習い中国に何度か行ったり、インドにもネパールにも行ったことがあるわたしとしては、ブータンにも、この本にもあるチベットにもいつかは行ってみたい。

筆子さんの、本箱チャレンジを実践するために、この本も本箱から引っ張り出した。チベットの予習ということで読んでみたが私好みの本だった。

世界一標高の高いところで走る列車の構想から着工、実際の景色、大自然と稀少動物の写真。駅や車内。どれをとっても面白かった。標高5000メートル級を走る列車、いつか乗ってみたい。そして大自然の風景を満喫したい。中国語で中国の人や、チベットの人々と会話もしてみたい。食堂車の本格中華も美味しそう。

昔は西寧からゴルムドまでしか列車が走れず、(クンルン山脈の高い壁に阻まれ)青蔵鉄道の青まで(青海省まで)しかいけなかったのが中国の経済発展により蔵まで(西蔵省=チベット)まで走れるように。
永久凍土、不毛な土地で列車を通す技術もすごいと思った。