本当にあった 奇跡のサバイバル

本当にあった 奇跡のサバイバル60

本当にあった 奇跡のサバイバル60

この本、こわい。ここに書くのも恐ろしいくらいの物語が満載だ。

2001年9月11日のニューヨーク 貿易センターの北タワー階段にいた人々の奇跡や、(なぜかビルが崩れ落ちたとき1階~22階までの北タワー階段にいた人々の何人かが助かった話)や、鉱山の落盤事故により地下に閉じ込めれてしまったチリの話、飛行機のエンジンがガンの群れと激突し、すぐに機体がダメになると判断した機長がハドソン川に着陸すると決断し、ハドソン川から全員が助かるまでの話
など色々ある。

「白鯨」が生まれたきっかけとなった実際の語(クジラ漁に出かけ、クジラの反逆にあい、船が何日も漂流しなければならなくなり、船の食糧は底をつき、死体を食べたり、くじで誰かを殺して食す話)、
カラコロム標高8000メートルのK2で巨大化した氷柱が何トンも崩壊する前か後か、崩壊したときもどこにいたか数時間の差により生死を分けた話、

砂漠で男三人を助けたら、車中で睡眠薬みたいなものを飲まされ車や所持品を全て盗まれ、砂漠を一人で何ももたずにさまよった話

関東大震災で多くの人々を救助したオーストラリア号の話、
昔のジャワ島付近で恐ろしい病気をもらってしまい次々に乗組員が死に、最後に10代の航海士が船の全責任を任され危険な船旅を続けることになった話、氷河に閉じ込められて船が漂流した話、船を捨てて歩いて助けを求めにいった話などなど

こわいが、つい先を知りたくなる話だ。ほかにも色々掲載されているが、どの話も事実なのがまた恐ろしい。