本当に必要なものはすべて「小さなバッグ」が教えてくれる

本当に必要なものはすべて「小さなバッグ」が教えてくれる (ミニマムリッチシリーズ)

本当に必要なものはすべて「小さなバッグ」が教えてくれる (ミニマムリッチシリーズ)

インプットしたこと
・ものを売る側は大量生産でファストファッションなど次々作る、買う側はどんどん買う、どんどん捨てる→買い物中毒へ。著者は物の飢餓状態であるとき、フランスの絵本「ルリユールおじさん」に出会い救われる。 

・人間関係でも、簡単に始めて、簡単に終わるような、サイクルが短いものを繰り返していくと、なかなか人としっかり繋がれないという不安定な感覚になる。

・時間の経過に耐える一流の品は、愛情のバトンが受け渡せる(祖母の使っていた手入れのされた一流の品を孫娘も大事に使う、など。)

・あってもなくてもいいもの、は買わない。10000円のバッグ10個より、これと見定めた10万円のバッグ一つを。

・買い物に行くときはフルメイクで行く。フルメイクに似合う服、合っている服がすぐわかる。(休日のラフな、化粧っけのない姿でドレスやスーツやビジネスシーンの服を試着しに行っても分かるわけがない)

・一流の店で試着する。(一流の着心地がどんなものか分かる)

ZARAのバレエシューズは走りやすい。

・靴も履き心地とフィット感を重視。

・コートについて、「人に着せられること」に慣れているお客様は、腕を羽のように後ろ斜めに下げ、着せてくれる人に背を向けるのでスムーズ。

・エレガントな人は、たとえ焦っていても、「ながら作業」はせず、ひとつひとつの動作が丁寧でひとつの物事を着実に片付ける。→この時間を大事にし、今を味わう。

ドキッとした言葉
・花を育てられない人は人も育てられない。
・ものを修復できる人は、人間関係も修復できる。

アウトプットしたこと
・頑張りすぎる女性は、バッグが大きい人が多い傾向にある→小さなバッグに変えた。


既に知っていて実践中のこと
・20平米で月々10万なら、一平米あたりの床は5000円という考え方→既に知っていて、ものを買うときの参考にしている。

・クローゼットに余裕があり、服などの品物の特性がパッと見でわかる
→実践中。持ち服が少ないため、朝の服選びの時間は5分もかからない。
しかしこのあとの記述、物が少ないと丁寧に手入れする、とあるが、そうでもない。

・近頃はものとの関係だけでなく人間関係なども早い段階でリセット、自らゲームオーバーにする人が多い
→耳が痛い話で、ここ数年何度かリセットしてしまったり、されたりしている。あんまり気分のいいことではない。

・バーゲンで手に入れるもの
私の場合は、下着などの消耗品だったが、この本にはそれに加え、前から欲しかったもの、高いから買えなかったもの、とある。
そして、既に実践中だが、福袋は買わない。

・一流と一番下の店に行ってみる→ありがたいことに新入社員時代に、「江戸前寿司」に連れて行ってもらったことがある。確かにお店にお寿司を握ってくれる人がいて、今日はこの魚をこう食べると美味しいよ、といって出してくれた。
回転寿司も何度か行ったことがあるので違いは分かった。確かに江戸前寿司のお店はホスピタリティに溢れ、プロとしての技が光っていた。

・一回あたりの値段を算出する→実践中。この靴はおそらく一年に150日は履くだろうから一回あたりの値段は大体・・・

・バッグの中の整頓。今日は何をする日か?もしもの物は本当に必要か?と自問自答しながら進め、バッグを分けて持つ。

・立場にふさわしい筆記用具を使う
→ビジネスシーンにふさわしくないキャラもののボールペンを使っていたが、シルバー製品の光沢の輝きのあるボールペンに変えた。

・ヘアブラシも猪の毛のものを買いに行って既に持っていた。シャンプー前のブラッシングがいいこと(頭皮の毛穴の汚れも猪の毛のブラシなら優しく掻き出す)も知っていたが、最近やってなかったな。

・化粧ポーチは一年で取り替える→これは他の本で読んでいて知っていた。二年前から実践中。