大人の音楽パズル 初級編

大人の音楽パズル(初級編) 楽典ページ付き

お世話になっているピアノの先生の甥っ子さんが、ムジドクという音楽記号と数独をかけたようなパズル遊びにハマっていると聞き、その本を探しにJEGIAやジュンク堂に行ってみた。
すると、ムジドクではなく、大人の音楽パズルというこの本を見つけて面白そうだと思い購入。

ピアノを4歳から習い、ソルフェージュ(楽典)やバイエル、バッハ、ブルクミュラー、ハノン、チェルニー等、細く長く基礎を学んできた知識と、中学生から社会人まで吹奏楽部でサックスを吹いてきた知識が功を奏し(?)何とか全て解くことが出来た。
小学生の頃、ソルフェージュ(楽典のドリル)を解いていたときの気分を思い出した。

わたし自身、文系科目は得意なので、クロスワードパズルなどはサクサク解けたが、迷路や暗号を解いていく問題には苦労したし、何年も音楽に接しているのに楽譜に拍子記号を書く問題には、てこずった。ピアノの先生に聞きにいったら何今更という感じではあったが、4分の3拍子なら2分音符がある、8分の6拍子には2分音符は無いということを改めて教えてもらった。
そしてピアノ先生はこの本に興味を示し、パズル好き甥っ子さんのためにこの本を買うからと本の情報をメモしていた。

さて、どんな問題が出たか下記に抜粋していく。

楽器の名前を盤面から抽出していく問題
ケーナ(南米発祥の縦笛)・バラライカ(ロシアの弦楽器)の存在を初めて知った。

楽譜に記載の音と同じ組み合わせのものが入るのはどれか探る問題

ある楽器の細部を切り取った写真から楽器名を当てる問題

鍵盤の音と楽譜を結ぶ問題

シューベルトとシャーベットを区別していく問題

音符の計算をする問題(例→4分音符+4分音符=2分音符)

迷路問題いくつか
暗号問題いくつか

楽譜に拍子記号を書く問題

音を当てる問題

音の組み合わせを当てる問題

小節線を書き入れていく問題

楽家名を入れるパズル

音楽の進行を当てる問題(繰り返し記号や1かっこ2かっこの進み方、ダカーポとフィーネの進み方など)

楽器名をパズルに当てはめていく問題
リュート(ヨーロッパ撥弦楽器の一つ)・カンテレの(フィンランドの民族楽器の一つで日本のお琴に似ている)存在を初めて知った。

クロスワード
→アパッショナート(情熱的に)
→アッチェレランド(だんだん速く)
→グラツィオーソ(優美に、優雅に)
音楽用語の復習になった問題もあった。

バイオリンやビオラは「擦弦楽器」ということを初めて知った。

最後の楽典ページも良い復習になった。