天空列車

天空列車 青海チベット鉄道の旅 (地球の歩き方GEM STONE)

天空列車 青海チベット鉄道の旅 (地球の歩き方GEM STONE)

2012年頃の京都タワー内にて。まだ本屋さんがあったころ。片隅に売られていた本で一目惚れで購入した。さて、数年たち。
実はこの本はチベットへ向かう青蔵鉄道内で読もうと思っていた。チベットに行こうとしていた。だから敢えて読まずに積ん読していた。

しかし。

2017年も2018年も、申し込みはしたが、最少催行人数に満たず、旅行自体が中止になった。
中国語を習い中国に何度か行ったり、インドにもネパールにも行ったことがあるわたしとしては、ブータンにも、この本にもあるチベットにもいつかは行ってみたい。

筆子さんの、本箱チャレンジを実践するために、この本も本箱から引っ張り出した。チベットの予習ということで読んでみたが私好みの本だった。

世界一標高の高いところで走る列車の構想から着工、実際の景色、大自然と稀少動物の写真。駅や車内。どれをとっても面白かった。標高5000メートル級を走る列車、いつか乗ってみたい。そして大自然の風景を満喫したい。中国語で中国の人や、チベットの人々と会話もしてみたい。食堂車の本格中華も美味しそう。

昔は西寧からゴルムドまでしか列車が走れず、(クンルン山脈の高い壁に阻まれ)青蔵鉄道の青まで(青海省まで)しかいけなかったのが中国の経済発展により蔵まで(西蔵省=チベット)まで走れるように。
永久凍土、不毛な土地で列車を通す技術もすごいと思った。