モロッコ 邸宅リヤドで暮らすように旅をする

ロッコ 邸宅リヤドで暮らすように旅をする

この本はモロッコに行くと決めて、何か良さそうな本はないかと思い探して購入した本。
2018年2月にモロッコに行ったが読みもせず本棚に放置。この度筆子さんの「本箱チャレンジ」に超戦中のため、目につけて読んでみた。

中身の写真はこの本の中で多出するようにフォトジェニックなものばかり。モロッコマラケシュには行ったから空気感は何となく分かる。
邸宅リヤド(ミニホテル)のインテリアを参考にしてみたり、こんな部屋でのんびりしてみたりしたいな、と思うこと多数だ。写真やインテリアに惹かれて購入した本であることも思い出した。

マラケシュのリヤドが豊富に書かれているので、マラケシュのバビア宮殿とフナ広場しか行かなかったわたしとしては、この本は旅行本としてはもて余していた。旅行本としてより、こんなホテルいいな、こんな部屋・インテリアいいな、と思える本だった。

さて、リヤドは邸宅の意味。地名と勘違いしていたわ。最後にサハラ砂漠やモロッコ料理、ローズの季節について、お土産、等の記事もある。確かにサハラ砂漠は良かった。早朝日が昇る前にラクダに跨がり砂漠をサクサク行く。ポイントの砂丘まできたら、ラクダから降りてサハラ砂漠を踏みしめる。砂はサラサラで携帯やカメラを落とすとひとたまりもない。靴も、きめ細かい砂は、サハラ砂漠を歩き終わってから、落としても落としても湧いてくるので捨てざるを得なくなる。
日が昇ると、観光客は一斉にカメラを向ける。サハラ砂漠から昇る太陽は空気感といい色合いといい格別な美しさだった。

ローズウォーターとアルガンオイル
どちらもツアーの行程に入っているお土産物屋さんでそれぞれのお店で購入した。日本円が使えた。どちらも希少なため値段は張ったが自分用には少量だけ買い、アルガンオイルは髪の毛に、ローズウォーターは香水として使っている。素朴な素材そのものの液体なのが素晴らしい。アルガンオイルはオイルそのものだしローズもそのまま。加工してなさそうなのがいい。

マラケシュのフナ広場(ジャマエル・フナ広場)
元々は公開絞首刑場だったのが、いつのまにか夕方から夜にかけて大道芸人たちがパフォーマンスをくりだし観光客で賑わうお祭り騒ぎな広場になっている。わたしも路地に入り、2歳の姪のためにバブーシュ(モロッコスリッパ)と妹のためにミントグラスを探した。路面店や露店商のオジサンたちは英語が話せる。(公用語アラビア語とフランス語、ベルベル語なのに。)わたしも英語と筆談で価格交渉。
バブーシュとミントグラスセットをそれぞれ別のお店で値切って購入できた。

この本を開いたのは最近で、マラケシュのフナ広場付近にはこんな素敵な邸宅が沢山あったんだな、としみじみ思った。筆者のYUKAさんはモロッコ雑貨を集めたお店、イベントも開催しているようなので気が向いたら行ってみたい。

そして、この本で紹介されている全27のリヤド(邸宅)で行ってみたいのが、リヤド・ムラウドとリヤド・モンソーだ。リヤド・ムラウドはベッドの部屋が雰囲気があり素敵で、リヤド・モンソーはパティオ(中庭)の色使いが良い感じ。この本の表紙の写真としても使われている。