福福 台湾開運旅行

福福台湾開運旅行

台湾に行く前に図書館で借りてハマって、欲しくなってわざわざ大阪のMARUZENジュンク堂まで買いにいった本。

台湾は三回行ったことがある。
1回目は2011年3月の震災直後。気分が沈み台湾を全く楽しめなかった。そのとき3000元ぐらい余らせて全て寄付してしまった。二度と行かないと思っていた。

2回目。別の台湾好きの友達から誘われた。台北から台中、日月潭、台南をめぐり再び台北へ自力で行くプラン。これが滅茶苦茶面白く、楽しい旅になり、その2年後にまた、この友達と3回目の台湾旅行に行くこととなる。

3回目の旅は高雄から入り、阿里山台北というコースを自力で辿った。北投温泉にもついでに行った。これもまた、とても楽しい旅だった。

この本に書かれている場所に行ったこともあるし、行きたいなと思っている場所もある。下記で内容を紹介する。

開運の秘訣

大声で話し、よく笑い、たくさん食べて、元気に体を動かし、よく寝ること

台湾では朝からおじいちゃんやおばあちゃんが楽しそうに笑いながら元気に散歩したり体を動かしたりしている

ページを進むと、台北、陽明山、苗栗、高雄、台南の地図の他、台湾全土開運マップがある。

台湾最大の淡水湖の日月潭、檜が林立する聖地の阿里山は行ったことがある。
日月潭のロープウェイが楽しかったのと、泊まった先の宿のおばちゃんが親切だけど押しが強かったり、ミニ夜市が寂れかけていたけど地元の何気ない料理がとびきり美味しかったり。日本にも一昔前はあったかもしれないテニスのラケットのようなハエ叩きがベッドの横の壁に吊るしてあったり。

阿里山は行き方と阿里山鉄道の時刻表を徹底的に調べ、第1候補と第2候補を用意していったのが良かった。綿密な計画をたてたので、楽しめた。雨がひどかったが、もののけ姫の森のような、それでいて空気がきれいな独特な雰囲気を楽しめた。阿里山鉄道の車両も旅情溢れる赤いボディで、日本で1970年代に運行していた車輌と同じ型らしい。日本からきた撮り鉄とおぼしき年配の男性のテンションが上がっていた。
最後の1つだった阿里山コーヒーが買えて嬉しかった。

さて、この調子ではページがなかなか進まない。
陽明山には行ったことがないが硫黄の匂いで霧が立ち込めるというこの一帯にもいつか行ってみたい。
この本に書かれている三地門の結婚式の様子も面白い。参加者が輪になり踊り出すらしい。この地に住む、蛇を守護神とするパイワン族の説明も書かれている。

小京都と呼ばれる台南のページに進む。台南も行ったことがある。この本に載っていて行ったことがある場所は、孔子廟、林百貨店、大天后廟だ。
孔子廟では短冊みたいなものに願い事を書き、大天后廟ではおみくじをひいた。読めないが何とか訳して納得したことがある。林百貨店は屋上の日本統治時代の神社跡が生々しかった。


高雄 左営蓮池潭 龍と虎が口を開けている二つの塔が並ぶ。台湾では干支の中で一番よいのが龍、一番悪いのが虎とされている。そこで、龍の口から入って虎の口から出ると悪行が帳消しになるという。
中は地獄絵図や仏教説話の壁画が面白く描かれてあった。これは行ってみないとこの独特さが分からないだろうな、と思ってしまった。行ったから分かった。この龍と虎の塔の周りの池は蓮池だった。

高雄
一緒に行った友達が夜市は好きではないと言うので行かなかった。一人で行っても面白くないので。
あと、次の日の阿里山ハイキングに向けて体力温存したいとのことで、旗津にも行かなかった。いつか行きたい。海鮮は食べた。カキより海苔がおいしいことに驚いた。

第1章のパワースポット巡りはここまでで、第2章・占いで開運へ

アカシックレコード占い
(先天世界易経協会 台北)
前世での行いが今の自分にどんな影響を与えているか、そのためにどうするか、現在の課題を解決するにはどうしたらいいかの対策を教えてくれる
アカシックリーダーが複数人いてマシンガントークで情報を教えてくれるらしい。
少し興味があるので行ってみたい。

チベット脈占い
的中率99%。その名のとおり、手首の脈をみて占う。著者が一番驚いたのが生年月日や名前を一切伝えてないのに当たっていることだったそうだ。

・米粒占い
碗の中から好きな数だけ米粒をつまみ出して皿に入れる。そのつまんだ数と動きで占いの答えを導く

・紫微斗・
お世話になった日本人にしか占いをしないのだそう。


第3章 寺めぐりで開運

龍山寺
ここで赤い糸がもらえれば良縁がやってくる
といわれている。しかしそんなことも知らない、参拝方法も知らない、龍山寺の存在をやっと知るか知らないかの1回目の旅行時にこの寺には行った。皆、石みたいな半月の形したものを3つ、床に叩きつけていた。当時はそれがどういう意味を持つのか全く分かっていなかった。

この本に月下老人の参拝方法が書いてあった。赤い糸をもし授かれば大事にして無くしたらダメだとのことだ。

本には
ギャンブラーに人気のコワイ廟、十八王公の説明も載っていた。陰廟と言われ、ここの信者は死後鬼の世界に行くそうだ。

月下老人の他、台湾の婚活女子が行くのが雲海城・廟だ。クッキーを食べ平安茶を飲み購入したセット飴を供えるらしい。

芝山厳恵済宮
125段の階段を上っていく。いい気が流れるため深呼吸したくなるようだ。行ってみたい。

コラムに台湾の神様コレクションが載る。

4章 踏まれて揉まれて開運

・上豪理容名店
ここの熊さんを指名し、半ケツの背中に蒸しタオルがドサドサ置かれ、その後熊さんによる踏まれるマッサージが始まるそうだ。ヤミツキになるそう。行ってみたい。

・刀マッサージ
刀で背中をたたきつけられるマッサージ。ここのセラピストは自分達の波動を高めにキープするためにベジタリアンで気功鍛練も怠らないそうだ。
刀マッサージを受けるとセラピスト達がゲップを始めるそう。それは施術されてる人のマイナスエネルギーをゲップで外に出しているんだそうだ。

・ヘソ灸
これも気になる。気持ち良さそうで行ってみたい。

他にもカッピング、うぶ毛ぬき、など気になる記載が沢山あった。マッサージは正直、どれもうけてみたいと思った。