中学3年間の英語

安河内哲也の7日間で「中学3年間の英語」復習講義スーパーCD付き

小学5年生から英語を習っていた。5年生の頃~中学3年までは、英語はとても面白い教科だと思っており、先生と簡単な英会話をするのも楽しかった。

しかし。

高校に入り、高校での英語の授業がつまらなくなり、どうにも楽しめなくなった。文法が難しすぎる。良かった成績はどんどん落ちる。それでもこの頃、何とか英検準2級には合格した。

大学入試では英語が必要だ。必要だから仕方なく勉強し、国際文化学科に入った。
やはり国際文化だからか、英語は必修で多目に単位が必要で、世界の文化を学びにきたのに、やっぱり国際化=英語
なのかなぁ
と漠然と思っていた。第二外国語に中国語を選び、それは断続的に続けている。

英会話自体は好きだし、大学生で初めて行く海外でも役に立つはずだ。国際文化学科での単位を取るためにインドやら中国やら二週間~一ヶ月だが文化と語学を勉強するために行った。インドで英語が必要なのは分かったが、中国でも中国語が出来なければ英語に切り替わるのが分かり、やっぱり必要だな、と学生の頃は思っていた。


社会人になり、英会話サークルに入ってみたが、入ってすぐ廃部になってしまった。その後、有志の英会話に入ってみたが、レベルが高すぎて私にはついていけなかった。その有志もリーダーが会社を退職したことで無くなった。

相変わらず、中国語は再開し、学び続け、香港、マカオ、台湾や中国でどこまで理解できたか試しには行くが、英語が必要な場面にも出くわす。去年中国でホームステイしたときに、25歳ぐらいの女子たちとカフェをした。わたしの中国語がままならないのを見て、彼女たちは英語に切り替えた。彼女らは、英語も上手だったが残念ながら、わたしは聞き取りで精一杯だった。

今年に入りモロッコへ行った。アラビア語とフランス語が公用語で、北はスペイン語も通じるとあったが、英語は必要ないと思っていた。
とんでもない。
露店商のおじさんは英語がペラペラだった。
一緒に行ったツアーの人たちも英語ぐらいしゃべれるわよね、とモロッコの人たちと英語で会話していた。

わたしは英語は元々好きだったはずだ。もう一度学習してみようと四年前にも思って本を買ってたことを思い出して、引っ張り出してきたのが本書。

小学生から習ってきたこととも被る、中学レベルの英語だったので懐かしく思いながら勉強できた。読みながら、そして勉強しながら、過去の英語の教室のことを思い出した。この本は全ての基礎が理路整然と記載されていて分かりやすい。本当に総復習になった。
2日で読みきれて、問題もやりきれたので達成感にも包まれた。次のレベルの本に進みたい。そして基本に立ち返るときに本書を活用しようと思う。