片づけの心理法則

人生を思い通りに操る 片づけの心理法則

人生を思い通りに操る 片づけの心理法則

人生を思い通りに操る片づけの心理法則
DaiGoさんの本はいつも不思議とスラスラ読めちゃう。そして、日々の生活にすぐに取り入れることができる。そこがいいとこだ。
しかし2回読むことはあまりない。1回で満足してしまうのだ。今回はこのblogを書くために、もう一度読み直してみることにした。

この本を買ったのは数ヵ月前。生活に飽き飽きしていて、何か刺激を求めて昼休みに近くの書店に立ち寄ったときに見つけた。


さて、片づけの目的は自分の人生で成し遂げたいこと、やりたいことに時間と体力を使うため最大限に環境を整えることだ。
そのためには、まず、理想の一年とか理想の一日を考えて、そこに登場するもののみ絞りこんで、利用する。
捨てるには惜しいイイモノは、それを欲しがっている人にあげて自分のはもっとイイモノに置き換えていく。また3つまでなら選びやすいので迷う時間を短縮できる、といった内容が書いてあった。
わたしも、理想の一日と一年を考えてみた。
そして、モノを絞りこんだ。

化粧品の類いは化粧水も乳液も日焼け止めなども基本一種類。メイクコーナーを作ってメイクBOXに何もかも入れたのでそこに行くとメイクするのみ。しかも下地もファンデーションもチークも一種類なので選択する余地はない。時間の効率化だ。
また、仕事用ヒール靴も3足しか持っていないのでヘビーローテーションだ。バッグも二種類のみ。下着も服もタンスやクローゼットに入るのみで、パッと見渡せる。いちいち迷う必要なし。これは使える。
さて、困るのは手芸用品や文房具、本だ。わたしはこれらを溜め込むくせがあり、本箱チャレンジ(家にある本を読み尽くすまで他の本を買わない)などのチャレンジはしてみるが、上手くいかない。やっぱり書店に行き、本を買ってしまう。
しかし、予定を少しイイモノに変えるというのは出来た気がする。
気の進まない飲み会のお誘いは断り、自分にとって有意義な時間に変更していく、という方法だ。
これにより、友達との旅行に変更したり、前から興味のあった英会話レッスンの見学に行けたり、ピアノサークルの見学に行けたりした。スケジュールも自分のしたいほうにもっていく、というのはなかなか良い。

また、DaiGoさんのように、その場所ではこれをする、と決めておくのは良いことだ。部屋に入って机と椅子のみ置いてあったら、あなたは、まず椅子に座るだろう、といった環境づくりのことだ。DaiGoさんは仕事場は読書と配信しかしないと決めており、それらに関係ないものは一切その部屋には置いてないそう。
わたしはここまで出来てはいないが、ピアノを弾くのは平日午後7時~8時、本を読むのは通勤電車の中で過ごす時間とお風呂のとき、資格などの勉強は近くの適度に賑やかなカフェでやる、と緩やかには決めている。

ポイント
→それに取り掛かれる手順を少しでも減らすこと
→自分が何をしているときが一番楽しいかを考える

また、要らないものから選んでいくのは非効率。行きたいイタリアンレストランがあるとして、行きたくない場所から×をつけていくということはしないだろう、でも片づけの場面では結構な人がこの方法をしている、とある。確かにわたしも、要らないものから選んで捨てていた。

また、所有効果も厄介者だ。私も経験があるが、1回でも自分のモノにすると価値あるものに見えてくるそうだ。以前、社会人サークルでフリマを開くことになったが、知り合いがわたしのものには安値をどんどん付けて勝手に売っていくのを目の当たりにしてモヤッとしたことがあった。自分のものではないから安く値をつけられるらしい。

さて、捨てられない人はどうしたらよいのか。この七つの思考で考える。

・一旦捨てたとして、これを買い直すか?
 →わたしはある漫画にハマっていたことがあり、その本を擦りきれるまで毎日読んだ。ボロボロになったので三回~四回は買いかえた。買い直すということは気に入っていた、ということになる

・長期旅行に持って行きたいものか?
 →一番長期で旅行したのは1ヶ月、2週間、10日間、だ。いずれも海外。そのときに必ず持っていったものは、携帯やスマホかな。確かにこれは捨てないな。

・誰かが買ってくれるとしたら売るか
 →本はよく売る。ただし、昔から売らないで自 分で持っておく、と決めている本もある。

・あの日に戻れたとして、やはりこれを買うか
 →服とか化粧品とかはこだわりが無いので買うとはいえない。本でもその時その時により読みたいものは違うので買うといえない。やはりこれを買う、といったものは、実はそんなに無いかもしれない。

・お金が無限にあったら、本当にこれを買うか
 →本の中には必ず買う、というものがある。

・これを何回我慢すれば、ほしいモノが買えるか
 →わたしの場合、モノよりも経験や勉強、旅行、交際費としてお金を使う

・3年、5年、10年経っても必要か
 →そう思う本は必ず残す。

この七つの質問でモノを手に取ったときに本当に必要なものかどうか分かる。

習慣付けも効果的だ。
・ワンイン、ツーアウト
→わたしの場合、一日ワン以上アウトを続けていた。ワンインするときは大抵買い替えなので問題なし。ただし、本以外。

・一日一与
→誰かに毎日なにかをあげてしまうこと。これは出来てない。お土産などは配るが、一日一与は難しい

・5秒以内に戻せる
→うーん、これも微妙。かなり出来てはきたけど。

・6割収納
→メイク、ファッション関係は出来ている。問題は小物と本

・数量限定
→メイク、ファッション関係は出来ている。問題は小物と本

・写真暗示
→片付いた状態を写真に撮って部屋に飾っておく方法だそうだ。やったことない。

・自然に片づく小技の活用
→散らかりやすい場所に石鹸の香りを漂わせておくと散らかりにくくなるそう。やったことない。


DaiGoさんは、それから
片づけの方法として

デスク
カバン
クローゼット
収納
二度と散らからない買い替え のコツ
を紹介している。

このあたりもなかなか面白く、取り入れようというものばかりだった。