変なことわざ図鑑

本当にある! 変なことわざ図鑑 ―ムダなことほど面白い! 辞書だけが知っていた「変な」ことわざ357

本当にある! 変なことわざ図鑑 ―ムダなことほど面白い! 辞書だけが知っていた「変な」ことわざ357

ヨドバシカメラの書店に平積みしてあった本。
パラパラ見て面白そうだったので、近くの書店で改めて探すと、なんと、児童書コーナーにあった。

なんだ、小学生向けの本だったのか。

しかし、面白そうだから買ってみた。すべての漢字に読み仮名がふってあり、イラストも小学生に馴染みやすいようになってあり、小学生の頃読みたかったな、と思った。

そして内容。
なんだよ、
「味噌もくそも一緒」
って。

思わずナニコレと思ってしまうことわざ多数。
昭和まで何の意味か解明されていなかったことわざも。
「幽霊の浜風」
の、意味がそうらしい。

そして、五十音順にことわざが紹介されていたり、歴史で紹介されていたり、四コマやコラムで紹介されていたりと割と面白かった。
カラスのコラムでは、世界には青や緑のカラスがいることや、日本のカラスはハシブトカラスとハシボソガラスがよく目にされる、ということを初めて知った。

ちょっと覚えて自分も気を付けよう、もしくはやってみよう、これいいなと思えたことわざ→→→

「息の臭きは主知らず」

「うかうか三十きょろきょろ四十」

「浮世渡らば豆腐で渡れ」

「牛に引かれて善光寺参り」

「内閻魔の外恵比須」

「がったり三両」

「声なくして人を呼ぶ」

「敷居を跨げば七人の敵あり」

「地獄にも知る人」

「底に底あり」

「茶碗を投げば綿で抱えよ」

「ちょっと来いに油断するな」

「なんでも来いに名人なし」

「馬鹿があればこそ利口が引き立つ」

「下手の大連れ」

「待つのが祭り」

「我面白の人困らせ」

何だこれ、と思ったことわざ

「味噌もくそも一緒」

「亀の年を鶴が羨む」

「閻魔の色事」

「食わせておいて扠(さて)と言い」

「くらげの行列」

「極楽の入り口で念仏を売る」

「竿竹で星を打つ」

「札束で面を張る」

「死に馬が屁をこく」

「学者むしゃくしゃ」

「大根を正宗で切る」

「道楽息子に妹の意見」

「蛞蝓の江戸行き」

「鼻くそで鯛を釣る」

「贔屓の引き倒し」

「膝っ子に目薬」

「昼の化け物」

「百足に草鞋を履かすよう」

「ヤカンで茹でたタコ」

「ヤスリと薬の飲み違い」