新しい1000年☆
蝶々さんの本。女神クラブに入っていれば2017年11月に手に入った本ではあるようだ。
蝶々さんについて思うことは二つ。
商売が上手だ
ということと、
相変わらず、ぶっ飛んでいるな~ということだ。
わたしは蝶々さんの本は10年前友人に勧められ借りて読みはじめて以降、新刊が出る度に買っていた。10年ほど前は、恋愛関連本が多かったが、最近はスピリチュアル系が多い。
新しい1000年☆の中身は
ぶっ飛んでいるので、内容がウソでも本当でも面白いと感じた。
この本の内容が本当なら、わたしは「東京的」な暮らしを削ぎ落とす必要があるし、今すぐ自分に従い、自由に羽ばたく必要がある。
結婚に関する見方も、一理あると思う。蝶々さんは子どもがいるが結婚はしていない。
「誰のものにも、なりたくない」
「しばられたくない」
だからだそうだ。
芸能人の大島美幸さんと鈴木おさむさん夫婦のように、どう見ても夫婦でしょ、という感じなのが本来のパートナーとも書かれていた。
それから亡くなった有名伝統芸能の奥様や子どものことや、大きくニュースになった大手広告会社の過労で自殺してしまった若い女性のこと、伊勢神宮のこと、お化けさんのこと、3、11のこと、東京や、ニューヨークのこと、ユダヤ人のこと、などなど他の本で読んできたスピリチュアルなこと、陰謀論的なこと、などなど、言ってもいいのかな?
と思うようなことが沢山記載されていた。
わたしはわたしなりに、書かれていることは感覚として本当のことだな、と思うことと、これは少し怪しいな、と思うことと、これは蝶々さんの自慢だな、と思うこととが混在していた。
フィクションでもノンフィクションでも面白い。
商売上手だな、と思ったのは、まずこの本は2017年の時点で女神クラブという蝶々さんが運営するクラブに入会していないと買えなかった点だ。
そして時を経て2018年上半期、限られた書店にしか置かれなかった点。
検索の仕方が悪いのかネットでも買えないようだし、読書メーターにも出てこなかった。
わたしも内容が気になるので、わざわざこの本が置かれている該当書店まで買いに行った。
それから、該当書店でも、この本はビニールで蓋がされ中身が見えないようにされていた。買わないとゆっくりは読めない。そして、176ページしか無いのに税抜きで2200円もする。
これらのハードルを越えて読むので
「貴重な情報」
と捉えてしまい、面白い。
お客さんの
「本の購入」のやり方から演出してるのが面白い。