私がモテてどうすんだ

私がモテてどうすんだ コミック 全14巻

筆子さんの本箱チャレンジ実施中(家にある未視聴の自分の本・DVDを消費しつくすまで新しいものは買わないこと)。

このマンガは去年か一昨年か忘れたが、久しぶりにマンガでも読もうと思い、近くのジュンク堂のコミックコーナーに立ち寄り見つけたマンガだ。

立ち読み用冊子が吊るしてあり、まんまと読んでしまい、続きが気になり買った本だ。

主人公の芹沼花依は、太っちょでメガネをかけていかにもモサイ感じの女子高生だ。趣味はBL。男同士がイチャイチャしているアニメやマンガが大好きで、自分が恋をするよりも、それを見てニヤつく方が好きという。

そんな花依。バレーボール試合中イケメンの七島につっこまれ意識を失い保健室へ。意識が戻り、教室に戻った花依は、七島に適当な感じで謝られるが、それを見たイケメンの五十嵐は、あいつが失礼でゴメンと代わりに謝る。
それを見て、五十嵐と七島のイケメンコンビの様子も脳内でカップリングして喜ぶ花依。

ある日、花依の大好きなアニメのキャラ、シオンがアニメの中で死んでしまう。
大ショックを受けた花依は、ショックのあまりスマホをバキッと壊し、1週間学校へ行けず、部屋からも出られなくなってしまう。
1週間後、ご飯も食べない花依を心配した母親と兄は花依の部屋を訪れてビックリ。
デブだった花依は、痩せて、美しく可愛い女子高生になっていた。
あまりの可愛さに花依自身も鏡を見て、ポスターか何かと勘違いしてしまう。

そして学校へ。当然ながら、イケメンの五十嵐・七島もあまりに可愛い花依の虜に。
史学部の天然の先輩、六見と、委員会で一緒の、クールでキツイが美少年四ノ宮も花依の元へ。
皆、花依にデートを申し込みにきた。

混乱する花依。BLが好きで男同士をカップリングさせて見るのが好きな花依は自分が恋愛対象になることを夢にも思わず、想定もしていなかった。

このドオタクの花依と男たちの恋愛駆け引きがはじまる。

そのあと、二科さん(女性だが花依を狙う。イケメンの女性なので女性から大人気、花依と同様ドオタクだがお金持ちで同人誌発行も手掛ける)、三星くん(花依の幼馴染み。昔とても仲良しだった。花依の好きなアニメの声優として活躍)、八城先輩(六見先輩の友達)なども登場し物語により彩りが添えられる。花依はこの登場人物の誰かと最終的に付き合い結婚し、子どもが生まれる。


感想→なんか面白かった。痩せたら可愛いなんて羨ましい。花依に全くその気がないことも面白い。彼女にとっては、BLやイベント・コミケやアニメが全てであり、デートコースにそれを設定し、男たちを振り回すのも可笑しかった。