ビジネス指さし会話帳 中国語
- 作者: 亀田純香
- 出版社/メーカー: 情報センター出版局
- 発売日: 2004/10/29
- メディア: 単行本
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ビジネスの指さし会話帳です。パソコン用語の起動とかシャットダウンとかコピー&ペーストなどそういった単語や文房具などの備品の単語が書かれてあるのと、一年の行事や交渉、宴会につづき、興味深いのが吉兆とタブーのページだった。傘を送ってはいけない、とか205は、おばかさんという意味だったりとか。ネギは賢いという意味だったり五一八は金持ちになるという意味だったりとか。置時計を送ってはいけないのは知っていたが改めて勉強になった。
緑の帽子を被る、は「妻を寝とられる」という意味になるから、緑の帽子をかぶった男性は中国にいないらしい。そういえば中国に団体で留学していたというある教授が緑の帽子をかぶって歩いていたところ、周囲の中国人がザワめきだした、という話も聞いたことがある。
また、中国には四字熟語が星の数ほどあり、覚えるのが大変だそう。また自分と関係を築いても無駄だと判明した人に対してはかなり冷たいそう。熱心に後任に教えても、全て自分の手柄にされるらしい。
また、面子を重んじる国。ホストがお酒を飲めないと面子が保てないので自分が接待する側でお酒が飲めないなら、お酒に強い酒飲み要員に同行してもらう必要がある。
中国のホテルで働いたことのある著者が2部で体験談を書いている。やはり一筋縄ではいかず、悪戦苦闘しながら周囲と人間関係を築いていく様子、やり方が成る程と思う。