「旅」と「食」を楽しむ 上海

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この本を巡っては実に様々な思い出がある。
まず、上海万博に行こうということで、2010年に先輩たちと私と三人で計画していた旅行だが、そのときに手に入れた本である。そのとき、先輩の一人が、中国は怖い国だから行くなと両親に言われ断念。(当時、中国と日本は海上で国同士の船がにらみを効かせ合うなどして関係が良くなかった)
そこで、わたしと先輩の二人での旅行となった。上海万博は楽しかった。

そして、わたしは異動になり半年の
2011年、普段あまり喋らない職場にこの本を持っていきペンでかざして発音させると、(この本はペンを文字や例文にかざすと日本語、中国語それぞれ読み上げてくれる)おおいにうけた。
先輩たちとも会話が弾み、技術は進んでるという話になった。
時は進み、2012年異動になった次の年2013年も、あまり喋ったことのない中国に興味のある先輩と、この本を通して中国語の発音練習をさらっとやった思い出がある。

さて、わたしは中国語を習っているが、2013年当時の先生は中国人なのに中国語も中国も大嫌いで、渋々中国語の先生になっていた。旦那様も中国人だが中国語が嫌いすぎて家では中国語禁止、日本語の生活だそう。その先生に、この中国語ブックを持っていき見せて聞いてもらうと、やはり苦笑い。しかし、この本は「上海」という本である。「上海語」の発音もしてくれる。中国語のそれとは違うので、先生はそこには興味津々だった。わたしも中国語と上海語が違うことに少しだけ驚きを感じた。(方言かと思っていたが、たぶん通じなさそうなくらい違ったので)
このようにこの本には様々な思い出がある。