さむがりやのサンタ

さむがりやのサンタ (世界傑作絵本シリーズ)

さむがりやのサンタ (世界傑作絵本シリーズ)

小さい頃から家にあった本。母の絵本らしいが、まだ幼かった私にくれた。このサンタさん、寒がりやさんで最初から真夏の海で日焼けしながら寝転んでいる暖かそうな夢を見ていて、そこから起きて、
あー、またこのイヤな日がやってきたか・・・といった感じで物語が始まる。
そしてぶつくさ言いながら各家にプレゼントを配りにいく。ある家では煙突がすすだらけでサンタは悪態をついたり、また別の家では「サンタさんへ」と書かれたサンタへのプレゼントがあるがお気に召さないようで文句言っていたり、渋々自分の仕事をしている様子が面白い。
そうかと思えばウイスキーが置いてあり「サンタさんへ」と書いてあり、「分かってるじゃないか」とご満悦だったり。なんか面白いサンタだな。

この絵本は絵もきれい。クリスマスの夜~その朝の様子が描かれていて想像が膨らむ。