賢い人は早く治る 知らない人は治らない

肩甲骨をゆるめる、という本や肩甲骨の体操というDVDにはまっており、毎日実践中だが、この著者の昔書いた本に興味を持った。
それがこの本だった。
2009年頃の本だが、新しく知ることもたくさんあった。著者は学生までは生ける屍のような体だったという。夏でもジャンパーを手放せず、体の芯から冷えて寒い。常に体調不良で、起きる上がるのに15分もかかったこともあった。

そのような体で20代ぐらいまでを過ごし、友人がくれたオイルマッサージをすると、次の日今までの不調が驚くほど無くなったという。

健康に関する本などを片っ端から読みあさり、名医と言われる人のもとにも色々かよう。断食やマクロビオテックまで実践したが、著者には効果がなかったとのこと。

肩甲骨をゆるめる、の本でも出てきた体操方法として、棒上下法や手を返して腕を後ろで組むやり方なども紹介されていた。

また、カビとか睡眠とか、食事やタバコ、酒、洗濯や洗濯物干しや住まいの環境にまで言及し、どうなったらそうなるのか。どうして不調になってしまったか、その根本が色々紹介されていた。

例えばアマルガム含む歯の銀の詰め物や、悪い油のこととか、虫除けが原因だったりとか、一人診るたびに、一人分のデータが蓄積される。

睡眠とカビに気を付けようと思った。睡眠は疲労を取る最大限の効果が見られるらしい。
またカビはダニのエサにもなり、ダニはふとんを干すときに日の当たらない側に移動するから、檜水を反対側に当てておく。

睡眠、しっかりとって元気にいこう。

あと、オイルの説明が豊富だったので参考になった。悪い油と良い油が分かった。あまに油はやはり良いらしい。また新たに油を手に入れれば、この本を参考にする。