肩甲骨をゆるめる!

肩甲骨の体操DVDを見たあとに読んだので理解度がより深まった。
本は本で読んでいて面白い。映像を思い出しながら見れるページもあった。

肩甲骨のコリは健康のバロメーターとあって、ドキッとさせられる症状が当てはまった。

例えば、

13ページにかかれている項目のうち、
肩が痛く腕を上げられない(たまに)
腕がしびれる(たまに)
胃腸がもたれる
便秘がある
風邪引きやすい
からだが冷える
深く眠れない
息苦しい
咳がよくでる
胸に痛みが走る

などがたまに当てはまった。
また肩甲骨のコリがひどい人の特徴にも当てはまった。

特徴

頭が前に倒れている
肩が前に出ている
手を上げにくい
手が後ろに行きにくい
鼻や喉の調子が悪いことが多い
寝違いを起こす
呼吸が浅い

肩甲骨のコリに関連する筋肉の説明があり、背中回りと腕の筋肉や骨はどんなものがあるのかよく分かった。
また、ぎっくり腰や椎間板ヘルニア、脊柱管狭窄症の違いも分かった。

おしりの梨状筋が伸ばされて緊張する座りかたなども書かれてある。
また、肩甲骨のコリは「老け顔」の原因というのは聞き捨てならない。

コリの正体と矯正の基本、というページでは、凝っている筋肉は膨張して硬くなっているそうだ。コリは、疲労物質がたまってパンパンな状態を指す。その疲労物質を流す、というのを目的にしている。
自転車のタイヤのチューブの例えが分かりやすい。また、マッサージもストレッチもダメだということに改めて驚いた。揉み返しの起こりかたから亀の甲羅状になった肩甲骨の出来るまでの仕組みが紹介されていた。よくないよくあるストレッチも紹介されていた。すべて高校の体育でやっていたような運動だ…。

縮めて揺らす、というのも大事だ。毛管現象により毛細血管の血流やリンパ液の流れが良くなる。
摩擦熱が生じ、体温が上がる→まさしくそうだ、と実践して思う。

神経の緊張がゆるむ →交感神経の緊張がゆるむ→リラックスする(これは電車の揺れで眠くなるのと同じ)
しかし振動はだめ。細かく振動する板の上で寝て、寝れますか?という問いに無理だろうな、と即思った。

この本の半分くらいはDVDと同じことで、おさらいといった感じだが、肩甲骨をゆるませるオイルマッサージについて、使うオイルについて言及されていた。ココナッツオイルと、バージンオリーブオイルを混ぜたものを使うとよいらしい。よし買いに行こうっと。
あとは何でも親指は極力使わず、親指と人差し指は伸ばして、中指・薬指・小指で出来るだけ動作をすると肩凝りも減るらしい。本も人差し指と中指で持つ、スマホは、人差し指で打つ、とかやっていこう。