「もしも」に備える食

「もしも」に備える食 災害時でも、いつもの食事を

「もしも」に備える食 災害時でも、いつもの食事を

筆者は2011年3月11日、仙台市東日本大震災を経験した。地震の前に一時間だけだからと、幼稚園だった息子さんに留守番を託し、車で出かけた出先で地震にあってしまい、帰れなくなった。

子供や旦那さんにも、どこに何が備蓄してあって、どう使うのか、日頃から教えておくとよい、という考えに至った。

また、筆者は震災の際、行列しても品物を手に入れたいという心理の人を数多く見た。イライラしている人もいた。


インプットしたこ
・備蓄品は数ヵ所に。→周辺が倒壊して取り出せなくなったら意味がないから。

・いかに少ない材料で料理を作るか

・カップ麺を水で浸して食べた人がいたそうだが、かなり不味かったらしい。

・水は大事。調理用の水も含めて一人一日三リットル。

・人は毎日同じものを食べると飽きる
→物資は有りがたかったが、毎日おにぎりだとさすがに…という人もいた。

・停電したら。まず冷蔵庫のものは、冷凍庫へ。冷蔵庫で保冷剤を入れておくと、一日くらいは冷蔵庫として使える

・備蓄食はところてん保存でいく。

・カセットコンロとボンベは備えておく。カセットボンベは1ダース用意しておく。


アウトプットしたこ
・お麩じゃがを作ってみた。二分の一カップしか水を使わないのに美味しくできた。

私なりの感想
山登りのとき、アウトドアのときにも使えそうな、簡単で少ない材料で出来るレシピが沢山載っていた。アウトドアで楽しく作る練習をしておいても良さそうだ。
この本に載るレシピは火を使わないものから、火を使うものまで載るが、どのレシピも手順が2か3くらいまでしかなく、水を無駄にしない調理法だ。
どの料理も作ってみたいと思う。

すいとん、ホットケーキ、お好み焼き、切り干し大根、お麩じゃが、魚料理に肉料理、大豆の料理、海藻の料理、もち、カレー、リゾット、麺料理とバリエーションも豊か。