上流の日本語

上流の日本語 どんな場所に出ても、恥をかかない話し方

上流の日本語 どんな場所に出ても、恥をかかない話し方

「そっちのやつ、取って」
無意識に使っている。上流の日本語を使おうとおもったら、「やつ」という言葉は禁句である。

「やばい」「めっちゃ」
も周りで使っている人が多いな。
気を付けないと。
「ありえない」
もよくないらしい。

上流の言葉の数々を使う機会がくれば使ってみたいい

改めてインプットした上流の日本語

・お足許の悪いなか、ようこそお運びくださいました

・ご足労いただきまして、ありがとうございました

・どうぞ、お心おきなく何なりとご質問ください

・ほんのお口汚しですが…

・お口に合うとよいのですが…

・いただき立ちで失礼ですが…

お持たせですが…
お持たせは、来客の手土産の尊敬語にあたる


・ひとかたならぬご配慮を賜る

・このような名誉ある賞をいただき、まことに開発者冥利につきます
→冥利とは仏の教えにある言葉で、仏の恵みという意味を持つ

・丁寧なご配慮で痛み入ります

コラムのなかの皇室の方々のお言葉について
も面白かった。
ゆっくり丁寧な言葉で、一言一言クリアに話が出来たらいいな。

他には
・お噂はかねがね伺っております
→良い噂の時に使う

・ご高名はかねてより承っております

・おみごとな作ですね
→上手、だと高みから言っているように取る人もいる

知識が深い人に対して
・造詣が深い


・名残惜しいのですが、そろそろおいとまさせていただきます

おいとま→御暇と書き、人の前を去るという意味からきている

CAやホテルマンに学ぶ、上品な日本語というコラムも面白かった。確かに言葉は人を表す。

・おめもじいただく
→私はこの言葉を知らなかった。おめもじとは、「会う」の謙譲語だそうだ。
目上の人に
・お目もじの機会を賜れば光栄です
と使う

・お知恵を拝借させていただきたい
・七重の膝を八重に折ってお願いいたします

それから誤って使っていたものが
・お時間のあるときに
である。これは失礼に当たるらしい

正しくは
・お時間のあるときなどに
・お手すきの折りにでも


お酒が飲めないとき
・私は不調法ですので

お茶をこぼしてしまったとき
・とんだ不調法を…、失礼しました


・ご無用になさってください
→要りませんという意味

・ご放念ください

・いかほどでしょうか
→値段をきく

・お耳にいれておきたいことがあるのですが
→使ってみたが、普段の言葉使いとかけ離れていたので浮いてしまった感があった。

・お相伴にあずかる

・おこがましゅうございますが
おこがましいは烏のような群れという意味からきている

・ふつつか者ですが
→ふつつかは太束で、気が利かない、行き届かないとなる


・よいお湿りですね

・矍鑠(かくしゃく)としておられますね
→この言葉は75歳以上の人に使う。「お若いですね、お元気ですね」という意味

・私淑する、は直接教えを受けている人には使わない

・いい叔父なんだけど、ちょっと敷居が高いんだ

・よんどころない事情
・のっぴきならない事情

・やぶさかではありません
喜んでさせていただきます、という意味だが、反対の意味でとらえている人も多いので前後の話で判断する

・慚愧(ざんき)に堪えません
→申し訳ございませんの意味

アウトプットしたこ
・お耳にいれておきたいことがあるのですが…
を使ってみた。
・「さま」と表現する丁寧な方が居たので、「さま」を使ってもいいと思っていたが、やはり「様」でないと失礼ということを、この本で知り引き続き「様」を使用している。