世界幸福度ランキング上位13ヵ国を旅してわかったこと

世界幸福度ランキング上位13ヵ国を旅してわかったこと

世界幸福度ランキング上位13ヵ国を旅してわかったこと

世界旅行と女性の自己啓発に興味があり、購入した本。色々なお国柄が分かりやすく面白かったが、文章があっちにとび、こっちにとび、今、どこの国の話の幸福のことを話しているのか分からなくなることがあった。

また、全ての基準が著者の母国ドイツと比べている描写になる。

自然溢れるところで暮らせば幸福
他人と信頼関係が結べていれば幸福
など割りと当たり前なことが書いてあった。
ただ何を幸福とするかは各国微妙に違っていた。

その中で心に響いたこと

・今、持っているものに集中すること
・実現不可能そうな高望みをしない
・簡素で素朴な生活は心身によい

もし「自分には全て備わっている」と承知しているなら、どれか1つの目標を達成出来なくても自分の世界が壊れないことがわかっている

多くの人にとって最大の問題は他者のことばかり見ていること。自分より良いものを持つ他者ばかり見るから、自分の状況が分からなくなる
持っているものが少しだからって、どうして他者を妬む必要があるのだろうか?
広告の影響は、すごいから、わたしたち騙そうとして「コレコレが欠けている」と宣伝しているだけ。CMも「あなたの生活は良くない。最新バージョンのスマホや今、話題の○○を持つべきだ。そうすれば不満は解消する。それを買って幸せになろう」

確かに手に入れれば「当座は」幸せになるだろう。その後は不必要なことを沢山やらされる羽目になる。

カントは
欲しいものを持たなければ持たないほど、あなたは自由になる
と既に書いている
人間は物質的欲望から自由になればなるほど、おのずと自己実現出来るのだ。
そうなれば、絶えずモノを増やそうとはせずに人間として向上するようになる

それ以外のモノは言わばプレゼントであり感謝して悪いことはないが究極的にあなたが人生で求めるものではない。
期待値を下げましょう

人生を単純にすることが重要なのです
単純に自分の人生を、生きればいい
幸せとは何か、単純さを、大切に
日々あくせくせずに
人生を複雑にせず、心のおもむくままに、やりたいことを、やればいい

余分なことやモノにも目を向ける

わたしたちは壮大なビジョンや途方もない目標を、抱きがち。幸福度の高い国の人々は、意識的に単純なことをしょっちゅうやろうとする

人生にはそんなに多くのことは必要ないのだ
自分がやっていることに満足できればそれで充分なのだ。


自由に過ごす、家族・親友・仲間と過ごす、美味しい食事、それが幸福だ
とオーストラリア人のある人は言った。

彫刻だって削っていって完成していく。
人生は徐々に良くなるでしょう。今、持っているものを大切に。身軽になって幸せに。

そして、今、この瞬間を生きること
あまり将来のことを考えるのはやめて、今という瞬間を捕まえて今を生きる
まさに今ここにいることを実感し、他者と仲間になること。
そう意識すれば、自分の周囲には本当に何もなくなり、あるのは自分と今自分が持っているものだけになる。
そうなれば幸せになれる。明日どうなるか心配すれば幸せからは遠ざかってしまう。

娘に注目せずキャリアやお金などに関心を向けた時間、SNSやE-mailに使ってしまった時間。見損なってしまった瞬間が日々積み重なる。
だから、今を生きなさい
心が繋がるのは、今という瞬間しかない