世界がわかる 仮想恋人図鑑

世界がわかる! 仮想恋人図鑑

世界がわかる! 仮想恋人図鑑

各国それぞれの男性を平均し視覚化した本だった。
平均結婚年齢や、平均月収なども書かれている。
韓国にはじまり、フィジーに終わる。

各国の文化が垣間見えて、面白かった。
例えばアルゼンチンの伝統的に飲まれているお茶、マテ茶には、ルールとマナーがあり、それが紹介されていたり、未婚の若者同士ではマテ茶が恋の駆け引きに使われていたりするようだ。
例えば

・マテ茶にたっぷり砂糖が入っている場合
「わたしの両親に会って」

・蜂蜜入り
「結婚しよう」

・あまりにも苦い時
「あなたに興味がないので早く帰って」

・茶葉を変えずに薄くなっている
「もう帰って」

・冷えてしまっている
「もうあなたに関心はない」


フィジーでは先住のフィジー人と植民地時代に入植したインド人が暮らしていて、フィジー人の方が優遇されやすい。インド系の方が勉強&仕事熱心。
また、髪もフィジー系はアフロ、インド系はサラサラだそう。

パプアニューギニアの平均月収は3万円余りだが、海と山があり食べ物には困らない。また少数民族も多数。文明との接触を嫌う部族もいる。言語も800以上ある。各言語の文法や単語に相互関係が無いことが多く、どのように発達したのか謎のようだ。

ハワイでは彼女とのデートよりサーフィンの波の状態が良ければ、そちらに行ってしまう傾向が。

ハンガリーではアジアでよく見られる蒙古斑を持つ赤ちゃんが生まれることがあり、もしかしたらアジアの血を持つのかもしれない。

ブータンでは村の男子は夜這いするのが文化である

フランスでは女の花は30代から

ドイツ人を真面目にしたのがスイス人と言われている。スイスは潔癖レベルのきれい好き

イタリアは服という服にアイロンがけをする

チェコは男性が女性のお尻を鞭で叩く独特の風習がある。また結婚パーティの時、日本ではケーキ入刀が夫婦最初の儀式だが、チェコでは粉々に割ったお皿やお茶碗を二人で箒と塵取りで片付けるのが最初の共同作業にあたる

ポーランドではクリスマスに鯉を食べる風習があるので、鯉を数日前に買い、鮮度を保つためにバスタブで生かしておく

南アフリカでは大晦日に家の窓や屋上から家具を投げ捨てるのが恒例。新年は街中に壊れた家具や電化製品が溢れかえる

メキシコでは結婚の申し込みや愛の告白をするのに男性が真夜中に楽団を引き連れて彼女の家の前で愛の歌を歌うセレナータがある。近所だと起こされる可能性も

北欧諸国の夏至祭は国により違う

ロシアでは恋にまつわるジンクスがある
・テーブルの角に女性が座ると婚期が延びる
・恋人のプレゼントに時計はダメ。→別れたいという意味になる
・黄色い花を送ってはいけない→浮気やケンカの象徴
・贈る花の本数は奇数。→偶数は墓場に備えるとき

変なことわざ図鑑

本当にある! 変なことわざ図鑑 ―ムダなことほど面白い! 辞書だけが知っていた「変な」ことわざ357

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ヨドバシカメラの書店に平積みしてあった本。
パラパラ見て面白そうだったので、近くの書店で改めて探すと、なんと、児童書コーナーにあった。

なんだ、小学生向けの本だったのか。

しかし、面白そうだから買ってみた。すべての漢字に読み仮名がふってあり、イラストも小学生に馴染みやすいようになってあり、小学生の頃読みたかったな、と思った。

そして内容。
なんだよ、
「味噌もくそも一緒」
って。

思わずナニコレと思ってしまうことわざ多数。
昭和まで何の意味か解明されていなかったことわざも。
「幽霊の浜風」
の、意味がそうらしい。

そして、五十音順にことわざが紹介されていたり、歴史で紹介されていたり、四コマやコラムで紹介されていたりと割と面白かった。
カラスのコラムでは、世界には青や緑のカラスがいることや、日本のカラスはハシブトカラスとハシボソガラスがよく目にされる、ということを初めて知った。

ちょっと覚えて自分も気を付けよう、もしくはやってみよう、これいいなと思えたことわざ→→→

「息の臭きは主知らず」

「うかうか三十きょろきょろ四十」

「浮世渡らば豆腐で渡れ」

「牛に引かれて善光寺参り」

「内閻魔の外恵比須」

「がったり三両」

「声なくして人を呼ぶ」

「敷居を跨げば七人の敵あり」

「地獄にも知る人」

「底に底あり」

「茶碗を投げば綿で抱えよ」

「ちょっと来いに油断するな」

「なんでも来いに名人なし」

「馬鹿があればこそ利口が引き立つ」

「下手の大連れ」

「待つのが祭り」

「我面白の人困らせ」

何だこれ、と思ったことわざ

「味噌もくそも一緒」

「亀の年を鶴が羨む」

「閻魔の色事」

「食わせておいて扠(さて)と言い」

「くらげの行列」

「極楽の入り口で念仏を売る」

「竿竹で星を打つ」

「札束で面を張る」

「死に馬が屁をこく」

「学者むしゃくしゃ」

「大根を正宗で切る」

「道楽息子に妹の意見」

「蛞蝓の江戸行き」

「鼻くそで鯛を釣る」

「贔屓の引き倒し」

「膝っ子に目薬」

「昼の化け物」

「百足に草鞋を履かすよう」

「ヤカンで茹でたタコ」

「ヤスリと薬の飲み違い」

VOGUE GIRL しいたけ占い

わたしは、どこまで本が好きなんだろう。
毎日本屋に通いつめる。
発売日当日に出合う本、まだ発売されてもいないのに是非読みたいと思う本。
時には本屋をはしごして、
図書館では限度冊数まで目一杯借りる。

しいたけさんのこの本も、その一つ。
6月上旬にこの雑誌の情報を知り、6月12日、フライングして本屋へ。
発売日は6月13日だった。

さて、この本の内容であるが、わたしは双子座なので、双子座の該当ページを徹底的に何度も読む。

まず、双子座の開運アイテムとして紹介されているページから。
黒のジャケットに、きちんとした白いシャツ、ウッディな香りのオイルに、馬のモチーフのさわやかな水色のハンカチ。
スポーツをし、積極的に体力づくりをするための黒のジャージ、変わった形の真っ白な運動靴。
バックパックや観葉植物も開運アイテムのようだ。

総合的に、今現在のわたしの好きなテイストだった。丸々同じというわけではないが、同じようなものもいくつか既に持っていたので今期活用したい。

その次に読んだのが「双子座」のページである。面白いことが書いてあった。頭の回転がはやい、とあるが何でも早くするようには心がけている。
また、興味のない人の話を聞くふりをしながら、別のことを考えている、というのも当たっている。

仕事をかなり頑張って無理して定時で終わらすモチベーションは、定時後に、その時にハマっているお気に入りの趣味を長い時間没頭したいから。

そして色々なことを同時に考えながら高速で案件を片付けつつ面白いことを探し、アンテナがひっかかったものに向かっていく。

恋人は職人気質を好み、無口な時間や一人の時間も大切にするのだそうだ。
観察眼で人や物事を見抜き異世界観のあるものに惹かれるそう。確かに、独特のマジックショーや演劇、海外旅行やその時に見る独自の文化、普段は見れない場所(洞窟や工場見学のときの普段は立ち入れないとこ)など非日常なものが好きだ。

そして、ここ最近、
「もう飽きた!」という感覚や
「もうヘラヘラするのも、自分を偽った無理したキャラ」でいることへの耐えきれなさ、が出てきたな、とは思っていたが、しいたけさんのこの本が、このことを指摘してくれていた。

それから好奇心を再発進させようと考えた。まだ自分には知らない世界、知らない人たち、知らないことがまだまだあり、それらに会いにいこう、という気持ちになれた。

2018年下半期の双子座のテーマは「高校二年生の夏休み」だそうだ。進路を決める前に、知らない世界を旅してみよう。

双子座のページを読み終えたら
梨花さんとしいたけさん、別ページにスケート金メダリストの高木菜那さんとしいたけさんとのマンツーマンの対談のページがある。
対談も面白かった。

その次に、各星座の立ち位置の円グラフや、12星座の使命、12星座別相性占いなどがあり、いずれも双子座のページを読み込んだ。他の星座の双子座の欄もチェック。
そうか、わたしは乙女座の人から「普通」「みんなは」「常識でしょ」と言われたら固まって動けないのか、(心当たり大有りだ)とか、天秤座の人とは早さオンオフの切り替えさが似てるとか(大いにあるな~)とか考えながら読んでいた。

最後のオーラカラー診断は行きたい場所を18のスポットから直感で選ぶが、わたしの場合は、この本を手に取る度に違う結果が出るので面白い。

この本の中には、他に「前書きのような、しいたけさんからの手紙」や、「恋愛」「住まい」「お金」のコラムがあった。
「手紙」には12星座、みんな頑張ってるから、あえてフッと抜けることがいいよ、というメッセージがいいなと感じた。
「恋愛」コラムの、恋愛しにくい人が世の中増えているが、まずは恋愛を始めるにあたり、どんな人にも温度を3度くらい上げて接する、という意見が参考になり、実行している。
例えば無機質に「お疲れ様です。」と言うだけの自分の温度が20度だとしたら、「お疲れ様です。○○さんの○○に今日は助けられました。」と言うことで自分の温度を23度くらいにしてみる。
これは効きそうだ、と感じている最中だ。

新しい1000年☆

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蝶々さんの本。女神クラブに入っていれば2017年11月に手に入った本ではあるようだ。

蝶々さんについて思うことは二つ。
商売が上手だ
ということと、
相変わらず、ぶっ飛んでいるな~ということだ。

わたしは蝶々さんの本は10年前友人に勧められ借りて読みはじめて以降、新刊が出る度に買っていた。10年ほど前は、恋愛関連本が多かったが、最近はスピリチュアル系が多い。

新しい1000年☆の中身は
ぶっ飛んでいるので、内容がウソでも本当でも面白いと感じた。

この本の内容が本当なら、わたしは「東京的」な暮らしを削ぎ落とす必要があるし、今すぐ自分に従い、自由に羽ばたく必要がある。

結婚に関する見方も、一理あると思う。蝶々さんは子どもがいるが結婚はしていない。
「誰のものにも、なりたくない」
「しばられたくない」

だからだそうだ。
芸能人の大島美幸さんと鈴木おさむさん夫婦のように、どう見ても夫婦でしょ、という感じなのが本来のパートナーとも書かれていた。

それから亡くなった有名伝統芸能の奥様や子どものことや、大きくニュースになった大手広告会社の過労で自殺してしまった若い女性のこと、伊勢神宮のこと、お化けさんのこと、3、11のこと、東京や、ニューヨークのこと、ユダヤ人のこと、などなど他の本で読んできたスピリチュアルなこと、陰謀論的なこと、などなど、言ってもいいのかな?
と思うようなことが沢山記載されていた。

わたしはわたしなりに、書かれていることは感覚として本当のことだな、と思うことと、これは少し怪しいな、と思うことと、これは蝶々さんの自慢だな、と思うこととが混在していた。

フィクションでもノンフィクションでも面白い。

商売上手だな、と思ったのは、まずこの本は2017年の時点で女神クラブという蝶々さんが運営するクラブに入会していないと買えなかった点だ。
そして時を経て2018年上半期、限られた書店にしか置かれなかった点。
検索の仕方が悪いのかネットでも買えないようだし、読書メーターにも出てこなかった。

わたしも内容が気になるので、わざわざこの本が置かれている該当書店まで買いに行った。
それから、該当書店でも、この本はビニールで蓋がされ中身が見えないようにされていた。買わないとゆっくりは読めない。そして、176ページしか無いのに税抜きで2200円もする。

これらのハードルを越えて読むので
「貴重な情報」
と捉えてしまい、面白い。
                      
お客さんの
「本の購入」のやり方から演出してるのが面白い。

YOUNGER 遺伝子をリセットして10歳若返る

YOUNGER 遺伝子をリセットして10歳若返る

YOUNGER 遺伝子をリセットして10歳若返る

健康と美容のコーナーに新刊として置かれていた本だ。
一気に読んだ。ハーバード大卒の機能性医学者のアメリカ人著者は、生活習慣病や老化がどのような遺伝子から、またどのような環境からなりやすいかを様々な側面から本に記していた。

専門用語が沢山出てくるので、読んでやや難しかった本でもある。
しかし書かれていたことは、言われてみれば基本的なことだ。
それから、自分がどの遺伝子を持つかで良いか悪いか変わってくる、という観点が面白かった。

例えばコーヒーは、飲めば健康的になれる遺伝子を持つ人と、飲めば逆に眠れなくなり不健康になる人といるそうだ。

健康チェックテストも面白かった。わたしは、このテストの結果は、ごく標準だった。
これは、
「あなたは女か?」イエス ノー・・
「ワインを週1で適度に飲むか」イエス ノー・・
など簡単なことから、健康診断の結果の紙を引っ張り出してこないと答えられない項目もあった。

この本からわたしなりに判断したことは下記である。食生活の内容は、日本で暮らす日本人なら出来ていそうなことも多く書いていた。

1、適度な食事を心がける
2、野菜、特にブロッコリーを採るよう心がける
3、キムチなどの発酵食品をよく食べる
4、新鮮な生魚も食べる
5、アーモンド、カシューナッツを食べる
6、夜7時以降は何も食べない
7、週2でプチ断食をする
8、加工食品は食べない
9、七時間~八時間は睡眠を採る
10、適度に運動する
11、ヨガや瞑想など自分に合った方法を選ぶ
12、激しい運動を週2で間隔をあけてやる
13、3時間以上の座りっぱなしは避ける
14、人と話す
15、夜寝る前にスマホなどの画面を見ない

まだまだあり、遺伝子と習慣と、心の持ちようを絡めて具体策が書いてあったので、初級編がクリア出来たら上級編に進みたい。
カビや光化学スモッグ、PM2、5のことや、スキンケア、メイク、シャンプーなどの美容のための商品の成分、毒素について、なども書かれていた。

それから、オランダの飢饉のときに生まれた子どものその後(遺伝子)やホロコーストを生き延びた人々とその子孫たちの遺伝子など追跡した結果も載っていた。
著者は母親が自分を妊娠しているときに、ダイエットに凝っていたため、自分はエネルギー不足になりやすく何とかしなくてはという体になり、太りやすい体質だそうだ。このように、自分の母親が自分を妊娠しているときに、どのような状況、状態だったか聞いて、それから対処法を考えてみるのも良い。

本箱チャレンジ、挫折

わたしは本が大好きだ。
本屋に行くと、つい本を衝動買いしてしまう。

逆にあまり興味がないのがドラッグストアやメイク、ファッション系だ。だから本屋には行かずに、これらの店では欲しいものを買ってよいと自分に許可してみた。

しかし、買わない。シャンプーや化粧水、コンシーラーなど、何かを使いきれば買うのだが、一向に買う気配がなかった。ファッションも、春服を2着しか持っていないのはまずいので、無理矢理お店に入り、試着をし、何とか数着手に入れた。

本以外は、モノを買わない傾向にあるわたしは、本箱チャレンジ中、本屋には行かないようにしていた。

しかし、本箱チャレンジで家にある未読の本を読み続けていると、その本の著者の他の本が読みたくなったり、本の中で紹介されている本が読みたくなったりする。
趣味であるピアノを弾くなどして気を紛らわせてもみたが、ダメだった。
本屋に行き、家にあった本の著者の別の本を2冊、そして新刊を一冊買ってしまった。

これがチャレンジ失敗の連鎖の元だ。
出来るだけ買わないように気を付けてみたが、この3冊のほか、他の日も漫画を4冊、単行本を2冊買ってしまった。
そして、その日の内に読みきってしまった。

家には未読の本がまだある。それを読みきってから買いたかったが、未読の本で読むのが進まないものもある。本嫌いの人の気持ちも分かった。
そして、どうして未読本の読むスピードが本によっては遅いのか考えることが出来た。

そして、読書メーターというアプリで、自分が今まで読んだ本のうちタイトルを覚えているもののみ登録してみた。
すると1870冊以上になった。
しかも半分は漫画であった。わたしは意外と漫画も好きなんだな、と判明した。

わたしのウチには、なんにもない。初めての遺品整理 さすがにわたしも辛かった

ゆるりまいさんの本。一巻からパラパラと興味のあるところだけ、読んでいる。

この四巻はゆるりまいさんと祖母のはつ子さんとの関係が色濃く書かれている。

必ずしも仲良しな関係では無かったようだ。
喧嘩をする様子、祖母との関係で葛藤している様子など書かれていた。

そして、ゆるりまいさんが何にもないお家になるきっかけになった東日本大震災

壊れた家、危険な状態の家から祖母の要るものだけ取り出してきた様子や、
祖母が息を引き取る瞬間から、ゆるりまいさんの心情、家族の状況、その後の遺品との格闘などが書かれている。
色々大変そうだった。
しかし皆本当はおばあちゃんを愛していた、それが伝わる本だった。