ワケありな国境

ワケありな国境 (ちくま文庫)

ワケありな国境 (ちくま文庫)

国マニア、国境奪い合いの世界地図も面白いが、このワケありな国境が一番スラスラ読めた。
先が気になるのである。
そして説明が分かりやすかった。

この本は国マニアも参考にして書かれたようで、この本を国境奪い合いの世界地図は参考にしたようだ。

わたしが初めて知ったことは下記。
(既に他の本で知っていたことは割愛する)

南北アメリカ

アメリカの植民地運営の真実、ドルで広げて行く方法

カナダとアメリカの一直線の国境のワケ

アメリカのロバーツ岬の人は先端だけアメリカ領になったワケ

メキシコ政府が作った安全な不法入国というマニュアルがある

ブラジルの領土が大きいワケ

チリが細長いワケ

南極大陸の水面下での領有争い
→アルゼンチンやチリは南極での出産を奨励
→アルゼンチンのエスペランサ基地には小学校まで併設
→イギリスが南極周辺の海底大陸棚を自国のものとして国連に申請、南極の領有権を最初に主張


・ヨーロッパ

北アイルランド問題
→イギリスの無茶な植民地政策かと日本人の感覚では思うが違う。カトリックプロテスタントの宗教の違いで対立している。ヨーロッパで吹き荒れた宗教改革が根底にある。

シーランド公国
→居住性は狭い上に発電機の音がうるさく非常に悪い。
西川きよしシーランド公国が売り出した爵位を買ったので、公国内では伯爵となる。
→最近、公国自体が売りに出されたが非常に高額

アルザス=ロレーヌ地方
→「最後の授業」という話をある年代以上は教科書にあったので知るらしいが、フランス側に立ちすぎているため偏っている。そのため教科書には採用されなくなった

オランダの埋め立て地は領土なのか

ハンガリーは周囲に強国が次々に勃興し翻弄され続けた

デンマークグリーンランドとカナダのエルズミーア島の間にあるハンス島の領有権がデンマークとカナダの間で争われている。国境を決めるときうっかりこのハンス島のことを忘れていて、今になり争われている

・中近東 アフリカ

アラブ諸国の国境線 中東にはオスマン帝国という大国が存在し、ヨーロッパ列強は何とかこの国を始末したいと思っていた。そこで巧妙な策を講じた。各部族に戦後に独立させることを約束、その線引きが今の問題に繋がる

イランとイラクシャトルアラブ川を巡る国境の問題

南アフリカのなかのレソト
イギリスとオランダの植民地獲得競争の緩衝地帯であり、モンシェシェ王の政治的判断が懸命だったため欧米の侵略をかわせた。

赤道ギニアは首都マラボが本土から100キロ以上離れたビオコ島にあり、首都マラボが独立したがっている

ベルギーの適当な植民地運営と適当な独立承認で大混乱になったコンゴ

リベリアアメリコ・ライベリアンとは。奴隷貿易アメリカに連れて来られた奴隷をアフリカに返したが、そこで新たな火種が


・アジア オセアニア

台湾に逃げた中華民国の政府は南京は南京で台北は臨時だということと、中華民国は他に金門島も持っていた、ということ。中国の人民解放軍との争いで、良質な鋼で出来た弾丸が二時間で約47万発金門島に打ち込まれた。今は金門島の住人が弾丸を拾い包丁を作るようになり、名産品になった。

ウスリー川珍宝島の領有権 ソ連と中国の間で争われていた。

パキスタン政府の統治が及ばないトライバルエリアとは何か

タイはいかにして国境を守ったか
→列強の植民地支配の位置関係をおおいに利用し国境を守った

タイ、ミャンマーラオスの国境が交差するゴールデントライアングル
→どの国の政府の統治も及ばす、どの国の警察も入れない独裁国家のようになっていた地域。モン・タイ軍を作り独立運動をはじめ、ゲリラ部隊を組織、一大勢力を持つように

・日本
日本が植民地化を逃れたワケ
日本が戦争を始めたそもそものきっかけ
最初は列強に植民地化されないために、だったが
戦争のうまみを体感しはじめてしまう
また非常に悔しい思いもし、やみつきになっていく


さて、色々な国境の本や国の本、紀行文、旅行記、国際文化の各本、国際ニュース本など様々な本を読んできたが、知らないことはまだまだあると実感した。また過去に読んだ本で既に知っていたり、学んでいたことでも別の本から別の切り口で学び直すのも面白いと思った。

結果を出す人のビジネス手帳2019

美崎栄一郎の「結果を出す人」のビジネス手帳2019

美崎栄一郎の「結果を出す人」のビジネス手帳2019

ジュンク堂に手帳を買いにいった。チッタ式の手帳術の本を読んでいたからチッタさんの手帳いいかもしれないと思っていた。

しかし書店にはチッタさんの手帳は売っていなかった。チッタ式手帳術の本は沢山あるのに。

2017年から買っている美崎栄一郎の手帳も気になっていた。見つけてみてみると、わたしの好きな青地の手帳になっており、オレンジのステッチまで入っていた。

これに決めた。

毎年、改良されていく様子を見るのが面白い。まさか青地だとは思わなかった。2017年は黒だったし、2018年は黒か茶かだった。

今回はカレンダーが見やすく改良されていて、中身の細かな箇所が去年と同じようで微妙に違う。
美崎栄一郎さんの小冊子を読むのも好きだ。この人の手帳術の本を新入社員の頃に読んで、すぐさま取り入れ、今も実践している。仕事のスピード感が格段にアップしたのだ。
さすがに、去年や今年の小冊子は知っていることや既に実践している内容も多くなってきたが進化する手帳が面白くまた購入してしまった。
そしてまた、この小冊子にしたがってやりたいことリスト100を書く。

去年買った手帳2018にも(今も2018年だが)やりたいことリスト100は書いた。
叶ったことを下記に記す。

・トートバッグを手に入れる
→母が可愛いト音記号柄のトートバッグを予期せぬときにくれた。

・粟田山荘のランチを食べる
→2018年6月達成。お庭も器もお料理も全てがこだわりぬかれた逸品だった。

・モロッコに行ってみる
→2018年2月達成。モロッコの国もさることながら、サハラ砂漠がどんな様子か知れて楽しかった。

・素材博覧会に行く
→2018年6月達成。

利尻島礼文島に行ってみる
→2018年8月達成。

・英会話を再開する
→2018年7月再開。

・ニューヨークjazzバーに行く
→2018年10月達成。ハーレムの夜のjazzを楽しんだ。

ツバキ文具店

ツバキ文具店

ツバキ文具店

今年の六月に、初めて鎌倉を訪れた。東京で働いたことがあったので、同じ雰囲気かと思いきや、江の電が走る鎌倉一帯は、東京とはまた違った独特の雰囲気を醸し出していた。

そんな折、鎌倉に行くならば、この小説を読んでみたら、と差し出されたのだ。
ずいぶん放置してしまい、今頃になって読んでみると、鎌倉の様子が目に浮かぶ。
この小説は鎌倉に行ったことがあれば、より雰囲気の分かり、より理解出来るかもしれない。
恐らく、鎌倉に行く前であれば想像力を働かせて読んだには違いないが、鎌倉の雰囲気を知って読む方が面白いかもしれない。

二十代後半の主人公の女性は、実は祖母なのだが厳しい先代の指導のもと大きくなった。先代のあとをつぎ、代書屋と文具店を営んでいる。
手紙を代書してほしいという様々な依頼が来るが、その一通一通と真剣に向きあい、依頼主の心に寄り添い手紙を代書している。

手紙の紙やインク、切手、封筒にまで種類や材質までこだわりぬかれている。

わたしはこんなに真剣に手紙というものを書いたことがないかもしれない。

国境 奪い合いの世界地図

国境 奪い合いの世界地図 (KAWADE夢文庫)

国境 奪い合いの世界地図 (KAWADE夢文庫)

国マニア

国マニア 世界の珍国、奇妙な地域へ! (ちくま文庫)

国マニア 世界の珍国、奇妙な地域へ! (ちくま文庫)

2回買った本。帯にもあるように、この本が教科書だったら授業がもっと楽しかったのに、と思う。
冒頭からクイズを出される。
東アジアの国の数は果たしていくつでしょうか。
日本では日本、韓国、中国、モンゴルの4つだが、実は国により見解は異なる。
韓国、北朝鮮、モンゴル、中国、台湾
それぞれ違う。台湾は東アジアの国は中華民国ただひとつ、としている。

この本では下記の国々が紹介されていた。


小さくても立派な国家

バチカン
バチカンには行ったことがある。イタリアとの国境の高い壁、荷物検査、豪華絢爛な天井など覚えている。この本の中で初めて知ったのは、日本の在バチカン大使館はイタリアにあるということ、バチカンの国籍を持つ人々は殆ど二重国籍ということだった。

モナコ
→昔から知っていた国だが意外にも日本とモナコが国交を結んだのは2006年だということ。それまでは外国とお付き合いするにはフランスの承認が必要だったそうだ。

ナウル
→燐鉱石で栄えたが枯渇。燐鉱石のあるころ、100年近く遊んで暮らし今は糖尿病の人が多いそう。
独立国家に行ってきた、という記事でもこのナウルのことを記載している。

http://minako614i37milkyway.hatenadiary.jp/entry/2017/01/31/235541


ツバル
地球温暖化により沈みつつある国というのは知っている。知らなかったことは、1993年に国旗にあるユニオンジャックを外したことがあったことと、(一年後に復活)沈み行く国なので政府は「全国民の海外移住」を打ち出していること。ツバルのカントリードメイン .tv 使用権をアメリカに売り、沢山の収入を手にすることができた、ということ。

サンマリノ
→イタリア統一のため、統一されなかった世界最古の共和国であること。サンマリノはイタリアの統一を助けたので結果的にイタリアに統一されずに済んだ。

リヒテンシュタイン
リヒテンシュタイン家の公爵が自分の公国を作った。一国一城の主というステータス欲しさに作られた。税金のない国でもある。

マーシャル諸島
→日本が統治していたことがあり、当時は島の実力者(つまりシュウ長)の娘や姉妹と結ばれる日本人が多く、日系も多い。

セントクリストファー・ネイビス
→初めて知ったのはセントクリストファー島とネイビス島だからこの名前の国だということ。本当はセントクリストファー・ネイビス・アンギラとなるはずが、アンギラは植民地の方がいいと逃げ出した。セントクリストファー島に支配されるくらいなら、イギリスに支配されたほうがいい、ということだ。


モルディブ
→人口密度が世界10位。約8割が無人島だから有人島の密度はすごいことに。首都マーレ島はビルや建物がびっしり。無人島はリゾート用。観光客がリゾート以外の島に行くには政府の許可がいる。

マルタ
→マルタはイタリアにも近いしマルタより南のイタリア領ペラジェ諸島もイタリアなので、イタリア人と近い関係かと思うが、違う。マルタ語はセム語族アラビア語に近く遠く離れたレバノン人と意思疏通ができるという。→これに一番驚いた。


国の中で独立するもうひとつの国

アトス山
ギリシャギリシャ正教の聖地。ギリシャの政府の権限が及ばない。ギリシャ本土とアトス山に道路はなくフェンスで隔絶されている。ここに巡礼か観光で来る場合は、ギリシャ外務省で仮入域許可証をもらって船に乗り、アトス山の首都カリエで正式許可がいる。手続きがややこしい。アトス山は女人禁制。女性は船の上からアトス山を眺めるしかない。飼われている牛までもオスだけだ。徹底している。

コソボ
→人口の多数はアルバニア人だが、セルビア人は独立を認めず戦争に。コソボに古くから住んでいたのはアルバニア人だが、セルビア人にとってもコソボセルビア王国発祥の地で聖戦の地。

アラブ首長国連邦
アブダビ、ドバイ、シャルジャ、アジュマン、ラスアルハイマ、ウンムアルカイワイン、フジャイラの七人の首長に率いられた国々の連合体。石油の出る地域はアブダビとドバイのみ。ドバイは枯渇気味
連邦政府の財源はアブダビが8割。金を出してくれていることだし、とアブダビ首長が主導する体制が定着。

サンジバル
→インド洋に浮かぶ二つの島。タンガニーカとサンジバルが合併し後にタンザニアとなるが、合併しここまで続く国家は珍しい。サンジバルはタンガニーカに比べ人口が少なかったが特産品の丁子の輸出で潤い、1972年にはカラーテレビが。タンガニーカは1990年半ばまでテレビ局が無かった。

グリーンランド
デンマークの領土。最初に定住したのは赤毛のエリック。彼がグリーンランドと名付けた。

プエルトリコ
アメリカ領だが19世紀まではスペインが統治していたのでラテンの雰囲気いっぱい。独立派、自治派、州昇格派の3つの勢力が競いあう。

バミューダ諸島
→世界三位のお金持ち地域。タックスヘイブンとして繁栄しているが地元民からしたら物価地獄。

クック諸島
ニュージーランドが独立してほしがっていた国。島民たちはニュージーランド市民権を手放したくなかった。ニュージーランドドルや世界でも珍しい三角形のコインを使っている。2004年にはハローキティの金貨と銀貨を発行した。

ニウエ
→日本が最近国家として認めた国だが、国としての維持が危ぶまれている。

ブーゲンビル自治
→かつて太平洋戦争で山本五十六が撃墜されたのはこの島。ブーゲンビル自治州は世界三位の銅産出量を誇ったが銅山からの富は殆ど本国のオーストラリアに吸い上げられ、鉱山からの廃水は処理されず垂れ流し。公害だけ撒き散らされていて、怒った島民が爆発。


トゥバ共和国
→何故か台湾が領有権を主張するシベリアの小国。トゥバ人の独特なホーメイ(喉歌)は日本でも注目されている。

クリミア
→ロシアがクリミアに関心を示すのはロシア人が多いからと、地中海に睨みをきかせる黒海艦隊の母港が存在するから。

ユダヤ自治
ユダヤ人の歴史とは縁もゆかりもないシベリアの東の果てに、ソ連政府は国内にユダヤ人の祖国を作った。

香港特別行政区
→行ったことがある。一国二制度。香港から中国へと10分の一の値段で愛人を囲うのが流行り、金曜日の夜の風俗店へ遊びにいく列車は満員で臨時列車も出たとのこと。

チベット自治区
→民族作りに取り組んだ中国。最初は漢、満、蒙、チベットウイグルの五民族だったが、民族識別工作のもと、少数民族を次々発掘していった。漢民族と55の少数民族になった。日本に当てはめると、アイヌ族、琉球族、朝鮮族、漢族、小笠原族、サンカ族、マタギ族、家船族、隠れキリシタン族、久米三十六族、といった感じになる。

ワケあって勝手に独立宣言した国々

沿ドニエストル共和国
ソ連が今も生き続ける国。
モルドバの一部。モルドバ人は民族的にはルーマニア人と同じ。モルドバが独立すると沿ドニエストルも独立宣言するがモルドバは認めない。沿ドニエストルは独自通貨を発行しているが、鎌トンカチが描かれパスポートにはCCCP(ソ連の略称)と印され、ソ連の一員のつもりのようだ。

アブハジア共和国
アブハジアに住むアブハズ人はイスラム教徒

南オセチア共和国
カフカス山脈の南にへばりつく国。

アブハジア南オセチアも、スターリングルジアの勢力を削ぐために自治を色濃くさせた。だが文化面ではアブハズ語にグルジア文字を押し付けたりした。ソ連崩壊後グルジアは独立するが、公用語グルジア語だけにしたのでアブハズ人オセチアのオセット人は猛反発。
その後、アブハジア南オセチアを承認する国は無かったが、ロシア軍が両国のグルジア軍を追い出すと2国もロシアが合併するつもりか、と勘ぐられたため、ロシアは両国を承認した。

ナゴルノ・カラバフ共和国
アルメニア失地回復をめざす場所。アルメニア商人の方がユダヤ人商人より商売上手とも。現在はアゼルバイジャンだが、アルメニア軍が置かれている。アルメニア人が多く住む。

北キプロス・トルコ共和国
キプロス島キプロス北キプロスに分かれている。キプロスギリシャ系住民、北キプロスはトルコ系住民が多い。ビザンティン帝国の復活を夢見たギリシャが欲を出しキプロスも併合しようとした。
ギリシャ正教マカリオス三世が大統領に就任、ギリシャへ併合しようと画策するがトルコ系住民が大反対内線に発展する。マカリオスを車ごと大破させたが、実はマカリオスは生きていた。車に乗っていたのはマカリオスの蝋人形だった。

サハラ・アラブ民主共和国
→モロッコが実効支配している。もともとはスペイン領だったがスペインが領有権を放棄。するとモロッコ人が西サハラへなだれこんだ。
ロッコは今年の始めに行ったことがあるのでどんな感じかわかる。砂漠だらけの土地だ。
西サハラの亡命政府はアルジェリアにある。

ソマリランド共和国
ソマリアは、内線が泥沼化して治安は荒れ放題。もはや国家としての体裁をなしていないが国際社会からは国家として承認されている。ソマリランドはソマリ人の伝統的な各氏族の長老たちに率いられて暮らすという手法のもと成り立った国で民主的だ。しかし国際社会からは承認されていない。


常識だけで判断できない珍妙な国や地域

ピトケアン島
→18世紀後半、イギリスは黒人奴隷を使いカリブ海西インド諸島の開拓を進めていたがアメリカ独立戦争が勃発、食料供給が途絶える。そこで、イギリスは南太平洋の島々に生えるパンの木西インド諸島へ運ぼうとした。バウンティ号にそれを指示。タヒチパンの木を積んだ。しかし西インド諸島へ向かう途中、水兵たちが反乱を起こし船長と乗組員をボートで追放してしまう。反乱水兵達はタヒチへ戻ったが当時反乱を起こした水兵は死刑だったため、タヒチ女性12人と男6人でバウンティ号を出港たどり着いたのがピトケアン島だった。島についてから、証拠隠滅のためバウンティ号を燃やして沈め自給自足のサバイバル生活へ入るが女を巡るトラブルで奴隷のようにこき使われていたタヒチ人が水兵を殺し、今度は水兵がタヒチ人を殺し水兵同士で殺しあい、18年後生きていたのは女10人と子供23人、男はイギリス人ジョンただ一人だった。
ジョンは意外にも温厚な男で子供達に持っていっていた聖書から英語を教えていた。

スバールバル諸島
→日本人が海外で暮らすときは、その国の許可が必要だ。しかし、このスバーバル諸島は自由に居たいだけいても良いしお店を開いても構わない土地。ビザなしで行ける。北極でノルウェー領だ。
住民もいて、ロシア人、ウクライナ人、ノルウェー人だ。ロシアやウクライナ人の町はソ連崩壊で補助金が無くなり食料供給もままならないが、ノルウェー人町は学術活動の拠点があり観光客で賑わっている。格差の激しい島でもある。

クチビハール
→インドとバングラデシュにまたがり、飛び地が入り乱れている。飛び地に住む人は学校へ通えず病院にも行けず、かなりの不便を強いられていたが飛び地を結ぶ道が出来たが自由に行き来できるとはいえ、時間を区切ってインド人通行タイムとバングラデシュ人通行タイムがあり、そのタイムでなければ待たなければならず不便。しかし40年以上の交渉でようやく実現した。しかし2015年飛び地は解消、住民は宗教のことなる相手国の国籍を取るか本土へ移住するか選択することになった。

ジブラルタル
→スペインの南端にあるイギリス領。砂州で繋がるが砂州を横切り滑走路があり飛行機が離発着するたび踏み切りのような遮断機がおりる。

アンドラ公国
→フランスとスペインの国境地帯のピレネー山脈にある。フランス大統領とスペインのウルヘル司教が共同統治していた。昔EUが無かった頃は関税のかからない公認密輸ルートだった。しかしEUになり密輸のうまみは無くなったが、この国は消費税がなく、観光産業が盛ん。アンドラ人は聡明で狡猾と言われている。

プガンダ王国
→今のウガンダにあった王国。ウガンダはプガンダにちなんだ名前だ。肥沃な土地ウガンダには、白人たちがやって来る前からブニョロ王国、プガンダ王国、トロ王国、アンコーレ王国などがあった。
イギリスがイギリス東アフリカ会社に統治させようとしたがイスラム教徒が多いブニョロで激しい抵抗に遭い征服できず、軍事支出がかさみ採算に合わなくなり保護領として残すことにし、他の王国も残されることになった。やがて独立運動に火がつき、各王国を擁したまま、ウガンダとして独立した。しかしプガンダ王国も他の三王国も廃止された。

マルタ騎士団
→国が独立するためには領土、国民、主権が定義されているが領土を持たないのに104ヶ国と外交関係にあり国連総会にもオブザーバーとして参加している国がある。それがマルタ騎士団だ。十字軍の遠征でヨーロッパ各地から騎士が集まり、ヨハネ騎士団として公認された。それから紆余曲折を経て、マルタ島を領有していた頃にマルタ騎士団と呼ばれるように。しかしマルタ島に、ナポレオンの軍が上陸すると島を明け渡す。こうしてマルタ騎士団は領土を失ったが国家としての地位はヨーロッパ主要国から承認されている。今はイタリアのローマ本部ビルに拠点を置いている。


かつてはあった珍妙な国・地域

ビアフラ共和国
→現在のナイジェリア東部に二年半だけ存在していた国。部族同士の争いに列強が参加。大国の支援により戦闘がエスカレートし、ビアフラは各地に拠点を移すも次々に陥落、補給も絶たれて住民の間に飢饉が広がり約200万人が犠牲になったといわれている。部族間の争いの原因は、かつて奴隷貿易である。まずは海岸沿いのイボ族がヨーロッパ人の奴隷の標的になるが、やがてイボ族はヨーロッパ人と手を結び自ら北部の奴隷狩りを行いヨーロッパ人に売り渡すことをしていたので、他の民族から黒い白人といわれ嫌われていた。

パキスタン
→今のバングラデシュのこと。ヒンドゥー教のインド、イスラム教のパキスタンに分かれていて、東パキスタンパキスタンの飛び地だった。イスラム教徒が多いという理由だけで同じ国だったが、もともと民族も言語も歴史も異なるので色々なことで不満が高まりベンガル人の国という意味のバングラデシュとして独立した。

ローデシア
→今のジンバブエにあたる国だが、イギリスから独立したジンバブエは認めても、ローデシアという国は公式には無かったことにされている。スミス首相率いるローデシアはイギリスからの総督を追放。黒人361万人に対し白人22万人で南アフリカにあったアパルトヘイトを実行したが南アよりゆるく、白人と黒人のセックスはOKだし大学入学も平等で黒人に参政権もあった。ローデシア取り巻く周辺の国々は最初は良かったが次第に雲行きが怪しくなる。アフリカの国々がヨーロッパから独立していった。すると周辺のアフリカ諸国も独立運動が高まりローデシアの白人男性はその度に兵役に駆り出されヘトヘトになり、ついに実権政権を諦めた。首相に就任した黒人ムガペが白人と黒人の共存した国づくりをしていたが、ムガペは次第に独裁色を強め白人議席を廃止、白人農地も接収。エイズや干魃が流行り外貨獲得源のタバコ栽培も低迷、超スーパーインフレになりジンバブエ経済は急速に悪化。失業率は94%になり治安もトップクラスだ。

シッキム王国

サラワク王国

北ボルネオ社領

大東諸島

ニューヘブリデス諸島

中立地帯

ダンチヒ自由市

パナマ運河地帯

満鉄付属地

ホームランド

超図解 宗教

100のインフォグラフィックで世界を知る 〈世にも美しい教養講義〉超図解・宗教

100のインフォグラフィックで世界を知る 〈世にも美しい教養講義〉超図解・宗教

ビジュアルと装丁と数字が豊富というところに惹かれて買った本たが、読むのはとても苦労した。
アブラハムの宗教(ユダヤ教キリスト教イスラム教)、仏教やヒンドゥー教のなりたちや宗教以前の埋葬や血液、穴の話、そして各宗教のなりたち、歴史、さまざまな切り口から学べた。下記は目次を少し変えたものだ。絵や図、数字は確かに豊富だった。下記に記した内容の各宗教の違いも分かった。ただ、読むのは難儀だった。

・最初の神
・先史時代
・神それとも神々(一神教多神教か)
・神々の住まい
・宗教とは
・異なる宗教同士の関係
・世界の宗教が生まれた場所
・宗教は消滅するか(今ゾロアスター教を信仰している人はいるのか?いるとは思えないが・・・)
・信仰とは
・信者の数
・信者のいる場所は
・開祖は
・シンボルは何
・世界の始まりを各宗教はどう説明するのか
・どうやって清めるのか
・祈りに使う道具とは
・見えない神にどう祈る
・宗教に共通する所作は
・聖職者とは
(司教や司祭、助祭とは)
・聖職者の服装は
・断食の効果
(四旬節キリスト教40日間の断食)
・宗教の歌と音楽の役割
・信仰に学びは必要か
・精神的な高みに上り詰める方法
・神が全て知るなら人間はどうすれば自由になるのか
・救いとは何か
・世界の宗教、あの世についての見解
・あの世はどんな場所か
・政治と宗教
・これまでどんな宗教戦争があったか
・宗教は科学の敵か
・宗教はお金についてどういう見解か
・宗教が性をタブー視するのは何故か
無神論とはどういうものか
・世界の宗教のこれから